六所神社
六所神社(ろくしょじんじゃ)・六社神社(ろくしゃじんじゃ)は、日本の神社。この名を名乗る神社は日本全国に存在する。
社名は、六柱の神を祭神とすることによる。創建当初から六柱を祭神としていた場合、都合により六つの神社を合祀した場合などがある。
令制国の総社の中には「六所神社(六所宮)」という社名のものがいくつかある。これはその国の一宮から六宮までの祭神を勧請して総社としたことによるものである。このことから、歴史学者吉田東伍は、「六所」とは「六か所」という意味だけではなく、管内の神社を登録・管理し統括する「録所」の意味でもあるとしている。民俗学者中山太郎は、「録所」は墓地の意味であるという説を唱えている。[1]
総社
その他一覧
関東地方
- 旧六所神社(茨城県つくば市) --明治一村一社制により廃社。ご神体は蚕影神社にうつされている。
- 六社神社(千葉県流山市)
- 六所神社(千葉県酒々井町)
- 六所神社 (大田区)
- 六所神社 (世田谷区赤堤)
- 六所神社 (世田谷区野毛)
- 六所神社 (世田谷区給田)
中部地方
近畿地方
脚注
- 白井永二・土岐昌訓 編『神社辞典』東京堂出版、1997年、p.354頁。ISBN 4-490-10474-X。
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