井田完二
人物
福井県遠敷郡雲浜村（現：小浜市）生まれ[3]。井田謙治の二男[5]。日本加除出版取締役・井田勝久（井田耕治）の弟[6][7]。1922年[5]、高文に合格する[6][7]。1923年、京都帝国大学法学部独法科を卒業する[5][6][8]。
内務省に入り、石川県警視、地方事務官、奈良、埼玉、愛媛、広島各県勤務[6]。本省地方局地方債課長、財務課長、宮城、広島各県警察部長を歴任[6]。1934年3月18日から1935年1月19日まで広島市長職務管掌[9]。1945年、住宅営団理事となり、大阪支所長を兼ね、1949年、大阪府立大学学生部長。
宗教は禅宗[1]。趣味は庭球、漕艇[1]。先妻璋子は大日本麦酒監査役・内田恒太郎の三女で、息子、娘がいる[6][7]。著書に井田の短歌を集めた『楽書日記』、『続 楽書日記』がある[10]。
脚注
- 『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』山口2頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年8月22日閲覧。
- 井田完二、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス。
- 井田 完二デジタルアーカイブ福井公式サイト。2019年12月10日閲覧。
- 井田完二「二・二六事件と私」pp.194-210
- 『人事興信録 第11版 上』イ8頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年12月10日閲覧。
- 『人事興信録 第14版 上』イ8頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年12月10日閲覧。
- 『人事興信録 第13版 上』イ7 - 8頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年12月10日閲覧。
- 『京都帝国大学一覧 自大正13年 至大正14年』卒業生姓名 法学士 法律学科464頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2020年1月21日閲覧。
- 歴代広島市長広島市サイト。2022年4月9日閲覧。
- 萩野脩二『交流絮語』184頁。
- 『人事興信録 第5版』う18頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年12月10日閲覧。
参考文献
- 京都帝国大学編『京都帝国大学一覧 自大正13年 至大正14年』京都帝国大学、1913 - 1926年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937 - 1939年。
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1943年。
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