二葉 (品川区)

二葉(ふたば)は、東京都品川区の地名。現行行政地名は二葉一丁目から二葉四丁目。郵便番号は142-0043[2]

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二葉
東光寺 山門
東光寺 山門
二葉の位置(東京都区部内)
二葉
二葉
二葉の位置
北緯35度36分11.42秒 東経139度43分11.4秒
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 品川区
人口
2021年令和3年)4月1日現在)[1]
  合計 11,982人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
142-0043[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 品川

地理

品川区の南部に位置する。北部は西品川に接する。南東部から南部は立会道路に接し、これを境に大井西大井にそれぞれ接する。西部は第二京浜に接し、これを境に中延に接する。北西部は豊町に接する。

町域内を三間通りが通っている。また横須賀線品鶴線)の線路が縦断しており、北端付近を東急大井町線の線路が東西に通っている。横須賀線西大井駅と東急大井町線下神明駅が至近にある。駅周辺に商店などが見られるほかは、住宅地として利用されている。

歴史

現在の二葉および豊町に相当する地域江戸時代初期には蛇窪村と呼ばれていたが、正保年間(1644年から1647年)に上蛇窪村下蛇窪村に分かれた。それぞれの鎮守が蛇窪神社(上神明天祖神社)および下神明天祖神社であった。

昭和初期までこの地域は荏原町の大字である上蛇窪、下蛇窪と称していたが、1932年(昭和7年)に荏原区の一部として東京市に編入されるにあたり町議より「蛇」の字を忌避する建議があり[4][5]町議会における議論の結果、上神明町下神明町と改称される。

その後東京市からの町名整理に関する指導を受ける。具体的には上神明、下神明をそれぞれ南北に分け、北同士を統合したものを豊町、南同士を統合し双葉町と称するというのが東京市からの提案であった。荏原区では「双葉」を「二葉」に変えて受け容れ、1941年(昭和16年)にこれを新町名とした。

その後、1964年(昭和39年)より順次実施された住居表示に従い品川区二葉となった。

世帯数と人口

2021年令和3年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
二葉一丁目 2,254世帯 3,976人
二葉二丁目 1,405世帯 2,343人
二葉三丁目 1,517世帯 2,520人
二葉四丁目 1,845世帯 3,143人
7,021世帯 11,982人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

2019年度入転学
丁目番地小学校中学校
二葉一丁目全域品川区立豊葉の杜学園品川区立豊葉の杜学園
二葉二丁目全域
二葉三丁目17〜20番
21番品川区立冨士見台中学校
1〜16番品川区立上神明小学校品川区立豊葉の杜学園
その他品川区立冨士見台中学校
二葉四丁目全域
2020年度入転学
丁目番地小学校中学校
二葉一丁目全域品川区立豊葉の杜学園品川区立豊葉の杜学園
二葉二丁目全域
二葉三丁目17〜21番
その他品川区立上神明小学校品川区立冨士見台中学校
二葉四丁目全域

交通

南端近くに横須賀線品鶴線西大井駅が置かれている。北端付近には東急大井町線下神明駅が置かれている。また西部では東急大井町線・都営浅草線中延駅も利用可能である。バス路線も利用される。

施設

公共施設

教育機関

神社仏閣

郵便局・金融機関

電車

バス

東急バス「井01」系統(大井町駅 - 東光寺前- 西大井駅入口 - 二葉三丁目 - 荏原営業所)が大井町駅から二葉町内を横断して荏原営業所へ向かっている。

民間施設等

  • NFパークビルディング
  • 育健
  • イツキプリント
  • 大盛湯
  • ローレルコート大井町 近鉄不動産
  • グランダ大井町(ベネッセスタイルケア)

商連

  • 二葉一丁目商店会
  • 二葉神明商店会
  • 二葉二丁目共盛会
  • 二葉中央商店会
  • のんき通り商店街
  • 二葉三丁目進和会
  • 二葉四丁目共栄会

店舗

祭事・催事

脚注

  1. 世帯と人口‐例月表 【地区別、町丁別、地域センター別】”. 品川区 (2021年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
  2. 郵便番号”. 日本郵便. 2021年4月14日閲覧。
  3. 市外局番の一覧”. 総務省. 2021年4月14日閲覧。
  4. 『荏原町政史: 最近』鏡省三著。pp.204-206
  5. 『品川区史料(十三) 品川の地名』p.102
  6. 学区域”. 品川区 (2020年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
  7. 東急バス時刻表(二葉一丁目). 東急バス株式会社. 2021年4月28日閲覧。

外部リンク

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