中軌道
中軌道 (medium earth orbit; MEO)は、低軌道(約2,000km以下)と対地同期軌道(平均高度約36,000km)の中間に位置する人工衛星の軌道の総称である[1][2]。ICO(intermediate circular orbit)という言い方もあるが、これは後述の企業名でもある。
公転周期1/2恒星日(11時間58分)の準同期軌道は中軌道に含まれる。
地上から見て常に動き、地平線下に沈むので、多数を衛星コンステレーションとして利用することが多い。
使用例
衛星測位システム
- GPS衛星 高度20200km(準同期軌道)の31機を使用する。
脚注
- 宇宙情報センター. “軌道の種類”. 2016年1月13日閲覧。
- NASA. “Ancillary Description Writer's Guide: Orbit”. 2013年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月13日閲覧。
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