ヴィルヘルム・ヘルマン
ヴィルヘルム・ヘルマン(Wilhelm Herrmann, 1846年12月6日 - 1922年1月2日)は、ドイツの改革派の神学者である。
マルコーに生まれた。ハレ大学で教育を受けた後に、マールブルク大学の教授になった。イマヌエル・カントやアルブレヒト・リッチュルに影響を受けて神学を形成した。また、フリードリヒ・シュライアマハーの影響も受け「体験」と「評価」の神学を受け継いでいた。
マールブルクで教授をしていた時代の1908年に、後の新正統主義の創始者のカール・バルトが弟子になり、バルトに大きな影響を与えた[1]。
脚注
- ヴィスロフ (1975) p.46, 大島末男 (1986) pp.29-30
参考文献
- 大島末男『カール・バルト』清水書院、1986年
- ローマン・ハイリゲンタール著、新免貢訳『イエスの実像を求めて-現代のイエス探求』教文館、1997年
- エヴェレット・F・ハリソン著、島田福安訳『新約聖書緒論』聖書図書刊行会、1977年
- ヘンリー・シーセン『新約聖書緒論』聖書図書刊行会、1954年
- C・F・ヴィスロフ著、鍋谷堯爾・勝原忠明訳『現代神学小史』いのちのことば社、1975年
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