ワーズ (ビージーズの曲)

ワーズ」 (Words) は、ビージーズの楽曲である。

ワーズ
ビージーズシングル
B面 シンキング・シップス
リリース
規格 7インチ シングル
録音 1967年10月3日
ジャンル ポップス
時間
レーベル イギリスの旗 ポリドール・レコード
アメリカ合衆国の旗 アトコ・レコード
作詞・作曲 バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
プロデュース ロバート・スティッグウッド
ビージーズ シングル 年表
ワールド
(1967年)
ワーズ
(1968年)
ジャンボー /恋するシンガー
(1968年)
ミュージックビデオ
「Words」 - YouTube

「ワーズ」シングルのB面である「シンキング・シップス」は、ビージーズの3兄弟全員がリード・ボーカルを担当する、彼らにとって非常に珍しい曲である。

「ワーズ」は多くのアーティストによってカバーされており、1978年のリタ・クーリッジによるバージョンと、1996年のボーイゾーンによるバージョンはヒットした。ボーイゾーンのカバーは、彼らにとって最初のナンバー1ヒットとなった。

解説

元々、クリフ・リチャードへの楽曲提供だったが、アルバムの製作中だったリチャードは、この曲を録音することまで手が回らなかったため、ビージーズ自身が録音することになった。

1996年、VH1でバリー・ギブは、彼らのマネージャであるロバート・スティッグウッドのために書いた曲だと発言している。

バリー・ギブの非常に強力なビブラートが効いた歌が特徴である[1]。バリー・ギブはリードボーカルのみでなく、すべてのバックボーカルも担当している。演奏は次のメンバーで成り立っている。バリー・ギブ(リズムギター)、モーリス・ギブ(ピアノ、ベース)、ロビン・ギブコリン・ピーターセン(ドラムス)、オーケストラのアレンジはビル・ジェファード。

なお、元々モノラル録音のシングルのみで発売され、アルバム未収録だった。アルバムに初めて収録されたのは、1969年に発売された『ベスト・オブ・ビージーズ』で、そのバージョンは上書きされたピアノ、ドラムの音量バランスが悪いものだった。

また、この曲は1965年の映画『The Mini Bob』で使用され、そのバージョンではビル・ジェファードがアレンジして、イギリスの歌手ジョージィ・フェイムが歌っていた。

1977年5月に発表されたシングル「宇宙の片隅」(Edge of the Universe) のB面に「ワーズ」のライブ・バージョンが収録されている。両曲とも彼らのライヴアルバム『ビー・ジーズ・グレイテスト・ライヴ』(Here at Last...Bee Gees...Live) に収録されている。

チャート・パフォーマンス

最高位
西ドイツ 1
オランダ 1
中華人民共和国 1
ベルギー 4
オーストリア 4
カナダ 4
ノルウェー 7
イギリス 8
フランス 9
イタリア 11
オーストラリア 13
アメリカ合衆国 15
日本 19

カバー・バージョン

ボーイゾーンによるカバー

ワーズ
ボーイゾーンシングル
初出アルバム『ディファレント・ビート』
リリース
録音 1995年
ジャンル ポップス
時間
作詞・作曲 バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
ボーイゾーン シングル 年表
カミング・ホーム・ナウ
(1996年)
ワーズ
(1996年)
ディファレント・ビート
(1996年)

ワーズ」 (Words) は、アイルランドのバンドであるボーイゾーンのアルバム『ディファレント・ビート』からの 1stシングルで、全英シングルチャートで 1位を獲得した。このシングルは、イギリスでゴールドディスクに認定されている[4]

チャート

チャート(1996年) 最高位
オーストラリア (ARIA)[5] 96
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[6] 2
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[7] 3
ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[8] 16
フランス (SNEP)[9] 31
アイルランド (IRMA)[10] 1
オランダ (Dutch Top 40)[11] 18
ノルウェー (VG-lista)[12] 14
スウェーデン (Sverigetopplistan)[13] 4
スイス (Schweizer Hitparade)[14] 2
イギリス (全英シングルチャート)[15] 1
先代
ケミカル・ブラザーズ
セッティング・サン
全英シングルチャート ナンバー1シングル
(ボーイゾーン・バージョン)

1996年10月13日(1週)
次代
スパイス・ガールズ
セイ・ユール・ビー・ゼアー

脚注

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