ワクチンの年表
ワクチンの年表(ワクチンのねんぴょう)は予防ワクチン開発の年表である。
年表の早期はワクチンを開発ないしは試験した最初とおもわれる年を示している。後半の大半はワクチンの試験が完了し、市場に上市した年を示している。ここに示すように、多くのワクチンがヒトの疾病の為に存在するにもかかわらず、全世界から撲滅できた疾病は天然痘だけである。小児麻痺とはしかとが、世界的な撲滅キャンペーンの現在の目標となっている。
19世紀
年表:19世紀
20世紀
年表:20世紀
- 1926年 - 百日咳(Pertussis、whooping cough)の最初のワクチンが開発。
- 1927年 - 結核(Tuberculosis)の最初のワクチンが開発。
- 1932年 - 黄熱病(Yellow Fever)の最初のワクチンが開発。
- 1937年 - 発疹チフス(Typhus)の最初のワクチンが発明された。
- 1945年 - インフルエンザ(Influenza)の最初のワクチンが開発。
- 1952年 - 小児麻痺(Polio)の最初のワクチンが開発。
- 1954年 - 日本脳炎(Japanese encephalitis)の最初のワクチンが開発。
- 1957年 - アデノウイルス-4型および7型(w:adenovirus-4 and 7)の最初のワクチンが開発。
- 1962年 - 最初の小児麻痺の経口ワクチンが開発。
- 1964年 - 麻疹(Measles)の最初のワクチンが開発。
- 1967年 - 流行性耳下腺炎(俗称「おたふくかぜ」、Mumps)の最初のワクチンが開発。
- 1970年 - 風疹(Rubella)の最初のワクチンが開発。
- 1974年 - 水痘(俗称「水疱瘡(みずぼうそう)」)の最初のワクチンが開発。
- 1977年 - 肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)の最初のワクチンが開発。
- 1978年 - 髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)の最初のワクチンが開発。
- 1980年 - WHO第33回総会において天然痘撲滅宣言がおこなわれた(最終症例は1977年:ソマリア)。これがワクチンによる疾病制圧の最初の例となった。
- 1981年 - B型肝炎(Hepatitis B)の最初のワクチンが開発。
- 1985年 - インフルエンザ菌B型(Haemophilus influenzae type b , HiB)の最初のワクチンが開発。
- 1992年 - A型肝炎(Hepatitis A)の最初のワクチンが開発。
- 1998年 - ライム病(Lyme Disease)の最初のワクチンが開発。
- 1998年 - ロタウイルス(rotavirus)の最初のワクチンが開発。
関連項目
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