ルノーコリア・XM3

XM3(エックスエムスリー)は、韓国の自動車メーカー、ルノーコリア自動車が生産・販売するクーペSUV韓国車基準でいうところの準中型車~中型車に相当)。

ルノー・アルカナ > ルノーコリア・XM3
ルノーコリア(ルノーサムスン)・XM3
LJL型
フロント
リヤ
概要
別名 ルノー・アルカナ
製造国 大韓民国の旗 韓国釜山広域市江西区
販売期間 2020年 -
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクーペSUV
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.3L TCe 直噴ガソリンターボ(TCe260)
1.6L MPI ガソリン(1.6 GTe)
1.6L MPI ガソリン+5DHモーター(E-TECH)
最高出力 152PS(1.3L)
123PS(1.6L)
94PS+49PS(システム出力140PS、E-TECH)
変速機 7速EDC(1.3L)
エクストロニックCVT(1.6L)
ドグクラッチ(E-TECH)
サスペンション
F:マクファーソンストラット
R:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,720mm
全長 4,570mm
全幅 1,820mm
全高 1,570mm
その他
プラットフォーム CMF-B HS

セダンの優雅さとSUVの力強さを高次元で融合した車種として開発され[1]、競合車種はキア・セルトスヒュンダイ・ツーソントヨタ・C-HR日産・ジューク三菱・エクリプスクロスBMW・X1/BMW・X2アウディ・Q3/Q3 スポーツバックシトロエン・C4MINIカントリーマン(日本名:MINIクロスオーバー)などである。

尚、欧州やオセアニア、ならびに日本向け「ルノー・アルカナ」はXM3とともに釜山工場で生産されることになる。

歴史

初代(LJL型、2020年- )

  • 2018年8月、モスクワモーターショー2018において、親会社のルノーが「アルカナ(ARKANA)」をワールドプレミア[2]。 
  • 2019年3月、ソウルモーターショーにおいて、アルカナのルノーサムスン(当時)版が「XM3インスパイア」(XM3 인스파이어、XM3 INSPIRE)として発表された[3]
  • 2020年3月3日、韓国にて「XM3」の名で発表。同月9日販売開始。
  • 2020年7月9日、チリに向け計140台を輸出開始[4]
  • 2022年2月24日、日本仕様が「ルノー・アルカナ」の名で発表される。
  • 2022年10月27日、ハイブリッド仕様である「E-TECH HYBRID」を発表。

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メカニズム

プラットフォームはロシア向けのアルカナに採用されるダチア・B0+プラットフォームとは異なり、2代目日産・ジュークや2代目ルノー・キャプチャー、3代目日産・ノートと同じく、ルノー・日産・三菱アライアンスにて開発されたCMF-B HSを採用。

SUVではあるが、FFのみで、4WDの設定はない。

エンジンバリエーションは1.3Lの直噴ガソリンターボ(TCe260)と1.6Lガソリン(1.6 GTe)の計2種が用意され、前者にはゲトラグ製の7速DCTが、後者にはジヤトコ製のエクストロニックCVTが組み合わされる。なお、1.3Lはルノーとメルセデス・ベンツが共同で新開発したエンジンで、Aクラス(W177型)にも搭載されている。欧州ならびに日本向けアルカナに用意されるE-TECHも用意される。

グレード

2023年3月現在のラインナップは以下。

TCe260

  • LE
  • RE
  • RE Signature

1.6 GTe

  • SE
  • LE
  • LE+

E-TECH HYBRID

車名の由来

車名の「XM3」とはXは経験や体験を意味する「Ex(=X)perience」の、Mは「ドライブ」を意味する「Motoring」、「もっと」を意味する「More」のそれぞれの頭文字、3は準中型車であることを意味する。

脚注

関連項目

外部リンク

  • XM3 ルノーコリア公式サイト(韓国語)
サムスン/ルノーサムスン/ルノーコリア/ルノー ロードカータイムライン 1990年代-   
タイプ 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
789 0123456789 0123456789 0
サブコンパクトカー SM3(N17型) SM3 CE(N17型)
クリオ
コンパクトカー SM3II(L38型)
ミドル SM5(A32型) SM5III(L43型)
SM5II(A34R型)
SM6
アッパー SM7(A34R型)
SM7II(L47型)
SUV QM5
QM6
QM3 キャプチャー
XM3
EV SM3 Z.E.
トゥイジー
ゾエ
商用車 マスター
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