ルイス・ガルシア・フェルナンデス

ルイス・ガルシア・フェルナンデス(Luis García Fernández、1981年2月6日 - )は、スペインアストゥリアス州オビエド出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。スペイン代表であった。現役時代のポジションはフォワードミッドフィールダー(ウイング)。2023年4月よりRCDエスパニョールの監督を務める。

ルイス・ガルシア
KASオイペンでのルイス・ガルシア
名前
本名 ルイス・ガルシア・フェルナンデス
Luis García Fernández
ラテン文字 Luis GARCÍA
基本情報
国籍 スペインの旗 スペイン
生年月日 (1981-02-06) 1981年2月6日(42歳)
出身地 オビエド
身長 180cm
体重 68kg
選手情報
ポジション FW / MF
利き足
ユース
1991-1996 スペインの旗 オビエド
1996 スペインの旗 ラ・ブラーニャ
1996-2000 スペインの旗 レアル・マドリード
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2000-2001 スペインの旗 レアル・マドリードC 24 (14)
2001-2003 スペインの旗 レアル・マドリードB 73 (37)
2003-2004 スペインの旗 ムルシア 38 (11)
2004-2005 スペインの旗 マヨルカ 37 (11)
2005-2011 スペインの旗 エスパニョール 220 (47)
2011-2014 スペインの旗 サラゴサ 60 (8)
2012-2013 メキシコの旗 UANL (loan) 28 (5)
2014-2019 ベルギーの旗 オイペン 168 (32)
通算 625 (155)
代表歴
2007-2008 スペインの旗 スペイン 7 (0)
監督歴
2019-2022 スペインの旗 CFダム (ユース)
2022-2023 スペインの旗 RSCインテルナシオナルFC
2023- スペインの旗 エスパニョール
1. 国内リーグ戦に限る。
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選手経歴

初期の経歴

少年時代に4度もクラブを転々とした後、レアル・マドリードの下部組織に加入した。

2001年にBチームであるレアル・マドリード・カスティージャに昇格し、コパ・デル・レイの試合でトップチームデビューを果たしたが、プリメーラ・ディビシオン(1部)の試合には出場していない。

2003年夏にレアル・ムルシアに完全移籍し、8月31日のセルタ・デ・ビーゴ戦 (1-1) でトップリーグデビューを飾った。その試合で初得点となるPKを決めると、2004年5月16日の古巣レアル・マドリード戦 (2-1) では2得点を挙げた。

2003-04シーズンは全試合に出場して11得点を挙げたが、彼の活躍の甲斐もなく、チームはセグンダ・ディビシオン(2部)降格となった。2004年夏、サミュエル・エトオを放出したRCDマヨルカに移籍した。2004-05シーズンは常に降格圏内に位置したが、ルイス・ガルシアは前シーズンと同じ11得点を挙げ、チームは最終節で17位に浮上して降格を回避した。

RCDエスパニョール

チーム事情によりRCDマヨルカを離れ、2005年夏、RCDエスパニョールと5年契約を結んだ[1]。RCDエスパニョールではラウール・タムードと名コンビを組み、2005-06シーズンから2007-08シーズンまでの3シーズンでふたり合わせて計67得点を挙げている。2005-06シーズンは公式戦を通じて49試合に出場して14得点した。コパ・デル・レイ決勝のレアル・サラゴサ戦 (4-1) では2得点を挙げ、自身初のタイトル獲得に貢献し、シーズン終盤には2012年までの契約延長を果たした[2]。2006年11月23日、UEFAカップSVズルテ・ワレヘム戦 (6-2) でハットトリックを達成した[3]。2006-07シーズンの同大会では計5得点を挙げたが、決勝のセビージャFC戦におけるPK戦では彼のPK失敗により敗北が決まった[4]。2007-08シーズンにはリーグ戦で自己最多の13得点を挙げ、デビューした2003-04シーズン以降5シーズン連続でリーグ戦二桁得点を記録していたが、2008-09シーズンにはサイドハーフとして起用されることも増え、キャリア最少の5得点に終わった。チーム状況に応じてトップ下・右サイドハーフ・フォワードなど様々なポジションをこなし、2010年1月にパブロ・ダニエル・オスヴァルドが加入すると、ルイス・ガルシアはもっぱらウイングとして起用された。2010-11シーズンには怪我で戦列を離れたイバン・デ・ラ・ペーニャの代わりにキャプテンを務めた。

レアル・サラゴサ

2011年8月31日、移籍市場の最終日にレアル・サラゴサと3年契約を結んだ[5][6]。フリートランスファーのため移籍金は発生しない。9月18日、古巣RCDエスパニョール戦 (2-1) で2得点を挙げたが、PKを失敗してハットトリック達成はならなかった[7]

KASオイペン

サラゴサのセグンダ・ディビシオン降格に伴い、2014年7月19日にベルギー2部リーグのKASオイペンに移籍した。

2019年4月21日引退[8]

代表

2006-07シーズンのRCDエスパニョールでの特筆すべき活躍により、2007年6月2日、UEFA EURO 2008予選ラトビア代表戦でスペイン代表デビューした。それ以来、ルイス・アラゴネス監督にコンスタントに招集されたが、2008年のUEFA EURO 2008本大会出場は逃した。

指導者経歴

2019年6月17日、セルヒオ・ガルシアの後任としてCFダムカンテラであるフベニールAの監督に就任し、指導者キャリアをスタートさせた[9]

2022-23シーズンからはテルセーラ・ディビシオンRFEFに所属していたRSCインテルナシオナルFCの監督に就任したが、シーズン途中の2023年4月3日、ラ・リーガで18位と低迷していた古巣RCDエスパニョールへ監督として引き抜かれた[10]

タイトル

  • RCDエスパニョール
コパ・デル・レイ 優勝 : 2005-06
UEFAカップ 準優勝 : 2006-07

脚注

  1. Espanyol beckon for Luis García UEFA.com、2005年8月23日
  2. Luís García extends at Espanyol UEFA.com、2006年8月15日
  3. García thrives in Espanyol rout UEFA.com
  4. García pride in beaten Espanyol UEFA.com、2007年5月17日
  5. “A・マドリードのジエゴ獲得など、多くのクラブが移籍市場最終日の重要補強に成功”. WOWOWリーガニュース. (2011年9月1日). http://www.wowow.co.jp/sports/liga/news_110901_3.html 2011年9月2日閲覧。
  6. Luis García ficha por el Zaragoza Goal.com、2011年8月31日(スペイン語)
  7. Garcia haunts former sideESPN Soccernet、2011年9月18日
  8. Spanischer Ex-Nationalspieler wechselt zur AS KASオイペン公式ウェブサイト 2014年7月19日付
  9. Luis García será el entrenador de la Damm”. 2023年4月3日閲覧。
  10. Luis García, nou entrenador del RCD Espanyol (カタルーニャ語). RCD Espanyol (2023年4月3日). 2023年4月4日閲覧。

外部リンク

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