モツェチョア・メツィング

モツェチョア・メツィング(Mothetjoa Metsing、1967年2月2日 - )は、レソトの元副首相レソト民主会議(LCD)のメンバー。トーマス・タバネ政権下で副首相を務めていた。2014年には、首相に対するクーデター未遂疑惑をめぐる論争に巻き込まれたが、最終的には早期選挙を求める声を巡って解決した。

モツェチョア・メツィング
レソト副首相
任期
2012年6月8日  2015年3月17日
君主レツィエ3世
首相トーマス・タバネ
個人情報
生誕 (1967-02-02) 1967年2月2日(56歳)
レソトレリべ県
国籍レソト
政党レソト民主会議
出身校BSN (MBA)

政治的キャリア

2012年の総選挙の前に、与党のレソト民主会議は、パカリタ・モシシリ首相が権力を譲ることを拒否したために分裂した。モシシリ首相はその後、LCDの創始者であるヌツ・モヘレに因んで、Ntsu Democratic Congressと呼ばれる新党を設立した。その後、LCD書記長であったメツィングがLCDを率いるようになった[1]。トーマス・タバネは、2006年に分裂した別の派閥、全バソト会議(ABC)を率いている[2]。LCDのメツィングは、国民統合政府には参加しないと述べ[3]、ABC側もLCDとの協力を拒否した[4]。しかし、選挙の後、LCDとABCはバソト国民党と連立政権の一員となった。

脚注

  1. Lesotho: Jumping Before He's Pushed”. 2021年1月9日閲覧。
  2. Polls close in Lesotho's general election”. Al Jazeera English (2011年10月4日). 2012年5月29日閲覧。
  3. Lesotho: Election Results Force Leaders to Moot Coalition”. allAfrica.com (2012年5月29日). 2012年5月31日閲覧。
  4. Basildon Peta (2010年5月5日). DC extend lead in Lesotho poll”. IOL.co.za. 2012年5月31日閲覧。
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