マシュー・ライアン
マシュー・デヴィッド・ライアン(Mathew David Ryan, 1992年4月8日 - )は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州プランプトン出身のサッカー選手。AZアルクマール所属。オーストラリア代表。ポジションはゴールキーパー (GK)。
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オーストラリア代表でのライアン(2018年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
マシュー・デヴィッド・ライアン Mathew David Ryan | |||||
ラテン文字 | Mathew Ryan | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
オーストラリア イングランド | |||||
生年月日 | 1992年4月8日(31歳) | |||||
出身地 | プランプトン | |||||
身長 | 184cm | |||||
体重 | 82kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | AZアルクマール | |||||
ポジション | GK | |||||
背番号 | 1 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2002-2008 | マルコーニ | |||||
2008-2009 | ブラックタウン | |||||
2009-2010 | セントラルコースト | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2010 | ブラックタウン | 11 | (0) | |||
2010-2013 | セントラルコースト | 80 | (0) | |||
2013-2015 | クラブ・ブルッヘ | 77 | (0) | |||
2015-2017 | バレンシア | 10 | (0) | |||
2017 | → KRCヘンク (loan) | 17 | (0) | |||
2017-2021 | ブライトン | 121 | (0) | |||
2021 | → アーセナル (loan) | 3 | (0) | |||
2021-2022 | レアル・ソシエダ | 3 | (0) | |||
2022 | FCコペンハーゲン | 6 | (0) | |||
2023- | AZアルクマール | |||||
代表歴2 | ||||||
2011-2012 | オーストラリア U-23 | 6 | (0) | |||
2012- | オーストラリア | 79 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年1月10日現在。 2. 2023年1月10日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
クラブ
地元のプランプトン/オークハーストSCでキャリアを始め、ニューサウスウェールズ州リーグ・ブラックタウン・シティFCの下部組織に入団。そこからアダム・クワスニク、ムスタファ・アミニ、ニコラス・フィッツジェラルド、バーニー・イビニ=イセイらと共にセントラルコースト・マリナーズFCと共に移籍。2009-10シーズンを下部組織で過ごし、トップチームに数回招集された後に3年契約が提示された[1]。
当初は控えとして契約を結び、経験豊富な正GKジェス・ヴァンストラッタンの下で学んでいたが、ヴァンストラッタンが負傷によりシーズンを終了したことで急遽ゴールマウスを守ることになった[2]。プレシーズンマッチのセントラルコーストFC戦で初出場し、2010-11シーズン第4節の1-1で引き分けたシドニーFC戦でAリーグデビューを果たした。この試合は、ヴァンストラッタンの代役として加入してきた34歳のベテランGKポール・ヘンダーソンをベンチに押しやり出場したが、センタリングからのボールをファンブルしてしまい、こぼれ球を押し込まれて先制ゴールを許してしまった。しかし、その後は安定したパフォーマンスを示した。
デビューシーズンながらクリーンシートを12試合で達成[3] と素晴らしい記録を残したことから、マーク・シュワルツァーの後継者と見られるようになり[4]、チームのグラハム・アーノルド監督も称賛を送った[5][6]。その集大成として、2010年2月に最優秀若手選手賞を受賞た[7]。2011-12シーズンも最優秀若手選手賞に選ばれた。
2012年7月、イングランドのトッテナム・ホットスパーFC、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC、ウィガン・アスレティックFCのトライアルに参加することが報告された[8]。ウィガンのトライアルは怪我により参加は見送った。
2013年5月31日、ベルギー1部のクラブ・ブルッヘに移籍した[9]。海外挑戦1年目で、ベルギーの最優秀GKに選出された。
2017年7月、ブライトンと4年契約を締結。加入後正GKに定着。2020-21シーズン途中にロベルト・サンチェスの台頭でポジションを奪われ、2021年1月22日、アーセナルFCにシーズン終了までローン移籍することが発表された[10]。背番号は33番。同年2月6日、前節に正守護神のベルント・レノが退場し出場停止のため、プレミアリーグのアストン・ヴィラFC戦で先発出場しアーセナルデビュー[11]。シーズン終了後は、代表監督であったアンジェ・ポステコグルーが率いるセルティックFCへの加入が噂された[12]。
代表
ロンドンオリンピック・アジア予選のイラク戦でU-23代表デビュー。
2012年2月21日、2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選のサウジアラビア戦で初招集[14] されるも出番はなかったが、12月5日の東アジアカップ2013予選2次ラウンド北朝鮮戦でオーストラリア代表デビューをした。
2013年11月6日に偉大なる守護神マーク・シュワルツァーが代表引退をしてからの正統後継者である。
代表歴
出場大会
- オーストラリア代表
- 2014年 - 2014 FIFAワールドカップ (グループリーグ敗退)
- 2015年 - AFCアジアカップ2015 (優勝)
- 2017年 - FIFAコンフェデレーションズカップ2017 (グループリーグ敗退)
- 2018年 - 2018 FIFAワールドカップ (グループリーグ敗退)
- 2022年 - 2022 FIFAワールドカップ (ベスト16)
タイトル
脚注
- "Ryan playing for keeps"
- "Mariners in Seventh Heaven"
- "Ten clean sheets and an official rap give Ryan Cup leg-up"
- "Ryan Waiting for 'God' at the SFS"
- "Central Coast Mariners beat Wellington Phoenix in A-League"
- "Young kids building Coast momentum"
- "Ryan joins teammate as NAB Young Footballer of the Year nominee"
- Central Coast Mariners goalkeeper Mathew Ryan to link up with Wigan & West Brom after Tottenham trial
- マーク・ミリガン、UAEかQPRへ移籍か ほか
- “Mat Ryan joins on loan until end of season” (2021年1月22日). 2021年1月22日閲覧。
- “Aston Villa 1-0 Arsenal: Keeper Mat Ryan concedes 74 seconds into Gunners debut - BBC Sport” (2021年2月6日). 2021年2月7日閲覧。
- セルティックがチーム再建へアーセナルGKを獲得? 来季ポステコグルー監督が指揮the World 2021年6月14日
- “Acuerdo para la incorporación de Mathew Ryan” (2021年7月12日). 2021年7月13日閲覧。
- Osieck names stars to take on Saudi Arabia Archived 2012年2月24日, at the Wayback Machine.
外部リンク
- セントラルコースト・マリナーズ公式HP
- マシュー・ライアン - National-Football-Teams.com