ホセ・アンヘル・ガルシア

国内リーグデビュー以来、一貫してリリーフ投手専業で実績を残している。投球の組立ては、主に最速93mph（約150km/h）近くの速球とスライダー。イニングを上回る奪三振数をほぼ毎年記録しているが、一方で与四死球も一貫して多めであり、制球難で崩れることも多い。

2005-2006シーズンにエウキリデス・ロハス[1]（後に亡命）の持つキューバ国内リーグ通算セーブ記録90を現役のオレステス・ゴンサレス(2007年現役引退を表明)とともに更新し、2006-2007シーズンにおいては、そのオレステス・ゴンサレスを抜いて歴代一位のセーブ数となった。2011-2012シーズン終了時点で通算142セーブを残している。

国際大会の経験は少なく、特に大きな大会への選出経験はないが、2007年にイタリアでの親善大会代表に参加。3試合リリーフ投手で11イニング無失点、18奪三振とナショナルチームの他の若手投手が今一つの中で圧倒的な数字を残し、キューバ代表のA代表メンバー入りを果たした。

2015年11月に第1回WBSCプレミア12のキューバ代表に選出された[2]。

2016年3月にタンパベイ・レイズとの親善試合のキューバ代表に選出された。

1. “Euclides_Rojas” (英語). baseball-reference.com. 2013年3月17日閲覧。
2. TEAM ROSTERS CUBA Archived 2016年2月13日, at the Wayback Machine. The official site of World Baseball Softball Confederation （英語）

• Cuban baseball statistics（プレーオフや選抜リーグなども合算したキューバ国内リーグ通算成績）

野球キューバ代表 - 2015 WBSCプレミア12
監督	-- ビクトル・メサ
コーチ	-- ロヘリオ・ガルシア -- ラザロ・ロペス -- アレクサンデル・ラモス -- レイシェル・サンチェス
投手	15 フレディ・アルバレス 53 ダニー・ベタンコート 29 ヤニエル・カノ 51 ヨアルキス・クルーズ 99 ホセ・アンヘル・ガルシア 33 ノルベルト・ゴンサレス 85 ミゲル・ラエラ 27 ホンデル・マルティネス 34 エクトル・メンドーサ 89 リバン・モイネロ 28 フランク・モンティエ 56 ヨスバニ・トーレス 58 ヨエニス・イエラ
捕手	11 ヨスバニ・アラルコン 45 フランク・モレホン 31 オズバルド・バスケス
内野手	35 ヨルビス・ボロト 47 ジュリスベル・グラシアル 10 ユリエスキ・グリエル 20 ユニエスキ・グリエル 55 アレクサンデル・マジェタ 42 ヨルダン・マンドゥレイ 50 ルディ・レジェス 24 ヤシエル・サントーヤ
外野手	54 アルフレド・デスパイネ 19 ルルデス・グリエル・ジュニア 18 エスタイレ・エルナンデス 71 フリオ・パブロ・マルティネス

野球キューバ代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	25 カルロス・マルティ
コーチ	オレルビス・アビラ オレステス・キンデラン シロ・リセア カルロス・ルイーズ ラモン・ロドリゲス マリオ・ベガ
投手	フレディ・アルバレス 59 ブラディミール・バニョス 79 ラザロ・ブランコ 90 ノエルビル・エンテンザ 99 ホセ・アンヘル・ガルシア 34 ブラディミール・ガルシア 44 ミゲル・ラエラ 71 レアンドロ・マルティネス 95 ライデル・マルティネス 89 リバン・モイネロ 41 アライン・サンチェス 56 ヨスバニ・トーレス 58 ヨアンニ・イエラ
捕手	11 ヨスバニ・アラルコン 45 フランク・モレホン 31 オスバルド・バスケス
内野手	21 ギジェルモ・アビレス 43 アレクサンデル・アヤラ 5 カルロス・ベニテス 12 ジェファーソン・デルガド 47 ジュリスベル・グラシアル 42 ヨルダン・マンドゥレイ 28 ウィリアム・サーベトラ
外野手	24 フレデリク・セペダ 16 ヨエルキス・セスペデス 32 ビクトル・ビクトル・メサ 10 ロエル・サントス 54 アルフレド・デスパイネ