ブラック・マーケット
『ブラック・マーケット』(Black Market、直訳は「闇取引、闇市」)は、アメリカのエレクトリック・ジャズ・バンド、ウェザー・リポートのインストゥルメンタル・ジャズ・フュージョン・アルバム。1976年に発表された。このアルバムは、ジョー・ザヴィヌルとウェイン・ショーターのセルフプロデュースによるものである。
『ブラック・マーケット』 | ||||
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ウェザー・リポート の スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' /> | ||||
リリース | ||||
録音 | ロサンゼルス、デヴォンシャイア・スタジオ(1975年12月 - 1976年1月) | |||
ジャンル | フュージョン、ワールドミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース |
ジョー・ザヴィヌル ウェイン・ショーター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ウェザー・リポート アルバム 年表 | ||||
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1975年12月に録音され、1976年4月にコロムビア・レコードから発売された。1991年には、デジタルリマスターのCDがコロムビアから再発されている。
この『ブラック・マーケット』は、ウェザー・リポートの7枚目のアルバムであり、それまでのバンドの成果がまとまって結実した内容となっている。また、ベーシストであるジャコ・パストリアスが初めて参加したアルバムでもある。このアルバムでは2曲に参加している(バンド加入時期が録音終盤であったため、この2曲を除き前任者のアルフォンソ・ジョンソンが当初は録音に参加している)。
アフリカ音楽からの影響を強く受けており、「ワールド・フュージョン」とでもいうべき演奏内容である。2曲目の「キャノン・ボール」は、ザヴィヌルがかつて所属していたバンドのリーダーで、このアルバムが録音された当時、その約4か月前に亡くなった、ジュリアン・キャノンボール・アダレイに捧げられたものである。
収録曲
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「ブラック・マーケット - "Black Market"」 | ザヴィヌル | |
2. | 「キャノン・ボール - "Cannon Ball"」 | ザヴィヌル | |
3. | 「ジブラルタル - "Gibraltar"」 | ザヴィヌル | |
4. | 「エレガント・ピープル - "Elegant People"」 | ショーター | |
5. | 「スリー・クラウンズ - "Three Clowns"」 | ショーター | |
6. | 「バーバリー・コースト - "Barbary Coast"」 | パストリアス | |
7. | 「ヘランドヌ - "Herandnu"」 | ジョンソン |
パーソネル
- ジョー・ザヴィヌル (Joe Zawinul) - ヤマハ・グランド・ピアノ、ローズ・ピアノ、アープ2600・シンセサイザー、オーバーハイム・ポリフォニック・シンセサイザー
- ウェイン・ショーター (Wayne Shorter) - ソプラノサックス、テナーサックス、コンピュトーン・リリコン
- アルフォンソ・ジョンソン (Alphonso Johnson) - エレクトリックベース
- ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius) - フレットレス・ベース (2、6曲目)
- ナラダ・マイケル・ウォルデン (Narada Michael Walden) - ドラム (1、2曲目)
- チェスター・トンプソン (Chester Thompson) - ドラム (1、3-7曲目)
- アレックス・アクーニャ (Alex Acuña) - コンガ、パーカッション (2-5、7曲目)
- ドン・アライアス (Don Alias) - パーカッション (1、6曲目)
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