フォロ・ソル
フォロ・ソル(西:Foro Sol )は、メキシコの首都メキシコシティ東部にある屋外コンサート会場兼野球場。1995年に、エルマノス・ロドリゲス・サーキットのコースの内側に建設された。野球場として使用されるようになったのは2000年からのことである。野球場としては25,000人収容。
フォロ・ソル Infierno Solar | |
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施設データ | |
所在地 | Mexico City, Mexico |
開場 | 1993 |
所有者 | アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス |
管理・運用者 | CIEグループ |
グラウンド | フィールドターフ |
使用チーム • 開催試合 | |
メキシコ・タイガース (LMB) 2000-2001 メキシコシティ・レッドデビルズ (LMB) 2000-2014 | |
収容人員 | |
コンサート: 55,000 野球: 26,000 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
野球: LF: 319フィート (97 m), CF: 409フィート (125 m), RF: 325フィート (99 m) |
ローリング・ストーンズ、デペッシュ・モード、U2、マドンナ、ブリトニー・スピアーズ、シャキーラ、コーン、マリリン・マンソンらが当会場でコンサートを開催したことがある。
野球では、メキシカンリーグ(メキシコ夏季リーグ)のメキシコシティ・レッドイーグルスが本拠地にしている。フィールドの広さは左翼326フィート(約99.4メートル)、左中間402フィート(約122.5メートル)、中堅417フィート(約127.1メートル)、右中間377フィート(約114.9メートル)、右翼333フィート(約101.5メートル)[1]。
2009年3月開催の第2回ワールド・ベースボール・クラシックでは、1次リーグ・プールBの会場として[2]、地元メキシコ、前回大会準優勝のキューバ、オーストラリア、南アフリカの4チームがこの球場で試合を行った。
標高約2,300mの高地に位置しているため打球が非常に飛びやすく、これは標高約1,600mで「打者天国」と呼ばれる米国・デンバーのクアーズ・フィールド以上だとされる。そのため、WBCでは当球場で行なわれた6試合で合計28本(1試合あたり4.7本)もの本塁打が生まれた。
脚注
- "Mets' Cone roughed up by Dodgers," SportingNews.com, March 15, 2003. 2007年2月1日閲覧。
- "Four international venues to host first round of 2009 World Baseball Classic / Rounds one and two to feature double-elimination format," The Official Site of Major League baseball, March 23, 2008. 2008年3月24日閲覧。
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