パトリック・ウィリアムズ (バスケットボール)

ウィリアムズは、ノースカロライナ州シャーロットで生まれ育ち、ウェスト・シャーロット高校に進学した。彼は4年間バスケットボールチームのスターターを務めて、3年生の時に試合平均で、20.7得点、7.7リバウンド、3.7アシスト、2.8スティールを記録している[1]。ウィリアムズは同学年の中で4つ星の、トップ50に入る有望選手であると評価された[2]。ウィリアムズは大学進学にあたって、アリゾナ大学、クレムゾン大学、ルイビル大学、メリーランド大学、ノースカロライナ州立大学、オハイオ州立大学、テキサス大学、バージニア工科大学、ウェイクフォレスト大学などからもオファーを貰っていたが、最終的にフロリダ州立大学への進学を決めた[3][4][5]。4年生の時に試合平均で、22.1得点、9.0リバウンド、2.8ブロック、3.1アシストを記録し、4Aクラスのノースカロライナ州チャンピオンシップゲームにチームを導く活躍をして、シャーロット・オブザーバー紙が選出するメクレンバーグ郡の年間最優秀選手に輝いた[6]。ウィリアムズは、2019年のジョーダン・ブランド・クラシックに招待された[7]。高校4年間の通算成績として、1,787得点、749リバウンド、310アシストを記録した[8]。

ウィリアムズは1年目に2020年のNBAドラフトで、21番目の有望株であるとESPNから報じられた[9]。 彼はチームのシックスマンとして大学キャリアを開始した[10]。 ウィリアムズはウェスタン・カロライナ大学との試合で18得点、4リバウンドを記録した[11]。また、テネシー大学チャタヌーガ校との対戦では16点を記録している[12]。 ノースカロライナ大学との試合では、14得点とキャリアハイとなる9リバウンドでチームの勝利に貢献した[13]。次のマイアミ大学との試合では、14得点で勝利している[14]。 2月15日のシラキュース大学に勝利した試合では、17得点7リバウンドを記録している[15]。 ウィリアムズはACCのオールフレッシュマンチームへの選出と、カンファレンスのシックスマンオブザイヤーを獲得した。シーズン終了までの彼の試合平均成績は、9.2得点、4.0リバウンド、1ブロックだった[16][17]。 シーズンの終了後、ウィリアムズとチームメイトのデビン・バッセルは2020年のドラフトに参加表明をした[18]。

2020年11月18日に行われたNBAドラフトにおいて、ウィリアムズは全体4位でシカゴ・ブルズに指名された[19]。

2021年3月に成立したトレードでニコラ・ブーチェビッチがブルズに入団したことにより、入団時から着用していた背番号「9」はブーチェビッチに譲り、背番号「44」に変更した。