バーゼル大聖堂
概要
元々はカトリック大聖堂であったが、今日では改革派プロテスタント教会となっている。
元のカトリック大聖堂は、1019年から1500年の間に、ロマネスク様式とゴシック様式で建てらた。しかし、カトリック大聖堂は、1356年に発生したバーゼル地震で倒壊した[1][2]。その後、後期ゴシック様式で塔が建てられた[3]。さらに何度か改築が行われ、19世紀になって現在の姿となった。
ライン川に面するプファルツ(Pfalz[4])と呼ばれる見晴らし舞台からは、ライン川とクラインバーゼル地区の景色が見渡せる[3]。
マルティン塔(高さ62.7m)とゲオルグ塔(高さ64.2m)という2つの塔があり、バーゼル市街はもとよりドイツまでも見渡すことができる。塔は、石段から木製階段と続く幾段もの階段で、上部と下部がつながっている。
19世紀制作のステンドグラスやキリスト洗礼の場面が描かれたステンドグラスなどがある。
なお、大聖堂には美しいクロスターの回廊が隣接する。
また、バーゼルで没したデジデリウス・エラスムスの墓は、この大聖堂の中にある。
ギャラリー
脚注
- 世界の観光地名がわかる事典『バーゼルの大聖堂』 - コトバンク
- “赤い砂岩の「バーゼル大聖堂」3国国境の街のランドマーク!”. LINEトラベル. 2020年11月8日閲覧。
- “バーゼル大聖堂(Basler Muenster)の観光情報”. JTB. 令和2年11月8日閲覧。
- 「王宮」の意
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、バーゼル大聖堂に関するカテゴリがあります。
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