ハノーファー-ミンデン線

ハノーファー-ミンデン線 (ハノーファー-ミンデンせん、ドイツ語: Bahnstrecke Hannover–Minden)とは、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州ハノーファーハノーファー中央駅からノルトライン=ヴェストファーレン州ミンデンミンデン駅に至る全長64.4kmのドイツ鉄道の路線である。

ハノーファー-ミンデン線
基本情報
ドイツ
起点 ハノーファー
終点 ミンデン
路線番号 370
開業 1847年
運営者 ドイツ鉄道
路線諸元
路線距離 64.4 km
軌間 1,435 mm
線路数 三複線(ハノーファー=ノルトシュタット - ゼールツェ)
複々線(ゼールツェ - ヴンストルフ)
複線(ヴンストルフ - ミンデン)
電化方式 交流15,000V 16.7Hz
最高速度 200 km/h
停車場・施設・接続路線
凡例
H-B線南部線H-W高速線
0.0 ハノーファー中央駅
ハノーファー北市街駅
3.2 Hannover Burg (Bft)
3.8 旧ハノーファー・ハインホルツ
ハノーファー - ツェレ線
5.5 ハノーファー・ラインハウゼン
ライネ川
zur Güterumgehungsbahn Seelze–Lehrte
Güterumgehungsbahn von Lehrte
7.9 レター
9.1 ゼールツェ操車場
11.1 ゼールツェ
Sバーン緩行線
ミッテルラント運河
16.3 デーデンゼン=ギュンメル
自動車道 A2
21.4 ヴンストルフ くさび形分岐駅
ブレーメン - ヴンストルフ線
Düendorf (ミンデン方面、1968年まで)
ミッテルラント運河
28.3 ハーステ(ハノーファー)
ダイスタート線
31.2 レーレン
35.7 リントホルスト
36.1 リントホルスト旧駅
43.0 シュタットハーゲン
リンテルン - シュタットハーゲン線
ehem. Strecke nach Leese–Stolzenau
旧シュタットハーゲン - シュトルツェナウ線
48.4 キルヒホルステン
旧バート・アイルゼン軽便鉄道
55.2 ビュッケブルク
旧バート・アイルゼン軽便鉄道
58.9 旧エフェーゼン
ニーダーザクセン州 / ノルトライン=ヴェストファーレン州
ニーンブルク - ミンデン線
Mindener Kreisbahnen
63.0 ミンデン貨物駅
64.4 ミンデン(ヴェストファーレン)
ハム-ミンデン線
  • 出典: ドイツ鉄道地図[1]

概要

ニーダーザクセン州では最重要路線の一つであり、州都ハノーファーからヴンストルフ、シュタットハーゲンおよびビュッケブルクを経てミンデン、オスナブリュックアムステルダムおよびルール地方に向かう。

歴史

王立ハノーファー邦有鉄道によって建設され、1847年10月15日に開業した。同年12月23日にはヴンストルフからブレーメンに至る支線が開業した。

1973年に西ドイツ政府により策定された連邦交通路計画ではドルトムント - ハノーファー - ブラウンシュヴァイク間を結ぶ路線は主要8路線の一つに含められた。1984年にはビュッケブルク - ハステ間23.5km、1985年にはハノーファー - ヴンストルフ間13.0kmの最高速度が200km/hに引き上げられた。

列車

全線が電化されており、ICEICREおよびSバーンが運行されている。この他重量級の貨物列車も走行している。ミンデン - ハノーファー間は毎時1本のREが二階建て車両で運行されているほか、Sバーン1号線が運行されている。さらにヴンストルフ - ハノーファー間ではSバーン2号線も運行されている[2][3][4]

ハノーファー=ノルトシュタット駅 - ゼールツェ駅間は三複線、ハノーファー中央駅 - ハノーファー=ノルトシュタット駅間は長距離線とSバーンの線路が離れた所に設置されており、ゼールツェ駅 - ヴンストルフ駅間は複々線である。 しかしながら、ヴンストルフ駅 - ミンデン駅間のみは複線である。それゆえ、貨物列車は旅客列車が通過する際には待避しなければならない。

ハム-ミンデン線区間への複々線の延伸が計画されている。しかしながら在来線を改良する案とハステ - ゼールツェ間に高速新線を建設する案の2つが議論されており確定していない。

脚注

関連項目

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.