ドルフプロツェルテン

ドルフプロツェルテン (Dorfprozelten) はドイツ連邦共和国バイエルン州ミルテンベルク郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)。ドルフプロツェルテンはウンターマインで最も古い入植地の一つである。

紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州:バイエルン州
行政管区:ウンターフランケン行政管区
郡:ミルテンベルク郡
緯度経度:北緯49度26分48秒 東経09度22分49秒
標高:海抜 141 m
面積:11.33 km2
人口:

1,738人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度:153 人/km2
郵便番号:97904
市外局番:09392
ナンバープレート:MIL, OBB
自治体コード:

09 6 76 118

行政庁舎の住所:Schulgasse 2
97904 Dorfprozelten
ウェブサイト:www.dorfprozelten.de
首長:リーザ・シュテーガー (Lisa Steger)
郡内の位置
地図

地理

ドルフプロツェルテンはバイエリシェ・ウンターマイン地方に位置する。

自治体の構成

この町は、公式には2つの地区 (Ort) からなる[2]。このうち小集落や孤立農場などを除く集落はドルフプロツェルテンだけである。

歴史

ドルフプロツェルテンは1012年に Brotselden あるいは Bradselden として初めて記録されている。名前の由来には諸説ある。

マインツ大司教領のこの村は、1803年帝国代表者会議主要決議に従ってカール・テオドール・フォン・ダールベルクアシャッフェンブルク侯領の一部となり、フランクフルト大公領の一部として1814年バイエルン王国領となった。1818年の自治体令を含むバイエルン王国の行政改革に伴い現在の自治体が成立した。

1970年代までこの村には大きな砂岩産業があった。ドルフプロツェルテンの石工は、サンクトペテルブルク冬宮殿マインツ大聖堂ベルリン帝国議事堂、その他多くの重要な建築物の建設に関わった。砂岩の切り出しは水運をも促し、一時期ドルフプロツェルテンにはドイツ最大の内陸港があった。現在のドルフプロツェルテンには様々な工業部門がある。この中には大きな自動車部品メーカーがある。マイン川沿いの斜面「ドルフプロツェルテンの説教壇」では優れたフランケンワインのブドウが栽培されている。

人口推移

  • 1970年: 1,627人
  • 1987年: 1,741人
  • 2000年: 1,972人

行政

町長はリーザ・シュテーガー (CSU) である[3]

経済と社会資本

経済

公式統計によれば、2018年のこの町に務める社会保険支払い義務のある被雇用者は、916人で、製造業に851人、商業・交通業は22人、その他の産業に務めるのは30人であった。この町に住む社会保険支払い義務のある被雇用者は794人であった[4]

引用

参考文献

  • Dorfprozelten am Main - Ein Dorf im Wandel seiner 1000jährigen Geschichte - Teil 1 (Georg Veh, Walter Arnold, Josef Weiß, Werner Zöller, Elsa Lang, 1995)
  • Dorfprozelten am Main - Ein Dorf im Wandel seiner 1000jährigen Geschichte - Teil 2 (Georg Veh, 2002)
  • Dorfprozelten - Schüler, Schulmeister, Schulhäuser 1600-1998 (Georg Veh, 1998)
  • Der "Kindsmord" von Dorfprozelten (Georg Veh, 1994)

これらの文献は、翻訳元であるドイツ語版の参考文献として挙げられていたものであり、日本語版作成に際して直接参照してはおりません。

外部リンク

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