ドマゴイ・ヴィダ

ドマゴイ・ヴィダ(Domagoj Vida, 1989年4月29日 - )は、ユーゴスラビア(現クロアチア)・オシエク出身のサッカー選手クロアチア代表ギリシャ・スーパーリーグAEKアテネFC所属。ポジションはディフェンダー

ドマゴイ・ヴィダ
クロアチア代表でのヴィダ(2018年)
名前
ラテン文字 Domagoj Vida
基本情報
国籍 クロアチアの旗 クロアチア
生年月日 (1989-04-29) 1989年4月29日(33歳)
出身地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビアオシエク
身長 184cm
体重 73kg
選手情報
在籍チーム ギリシャの旗 AEKアテネFC
ポジション DF
背番号 21
利き足 右足
ユース
1996-2003 クロアチアの旗 Jedinstvo Donji Miholjac
2003-2006 クロアチアの旗 オシエク
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2010 クロアチアの旗 オシエク 90 (6)
2010-2011 ドイツの旗 レバークーゼン 1 (0)
2011-2012.12 クロアチアの旗 ディナモ・ザグレブ 44 (6)
2013-2017 ウクライナの旗 ディナモ・キエフ 104 (10)
2018-2022 トルコの旗 ベシクタシュ 137 (15)
2022- ギリシャの旗 AEKアテネ
代表歴2
2008  クロアチア U-18 4 (0)
2007-2009  クロアチア U-20 10 (1)
2007-2010  クロアチア U-21 19 (2)
2010- クロアチアの旗 クロアチア 99 (4)
1. 国内リーグ戦に限る。2022年8月1日現在。
2. 2022年9月23日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

経歴

初期

ヴィダはNKオシエクの下部組織を経て、17歳の時に同クラブのトップチームで初出場を飾り、デビュー年の2006-07シーズンに10試合に出場した。翌2007-08シーズンになると、定期的に出場機会を得て自身の能力を証明した[1]結果、国内リーグ王者NKディナモ・ザグレブが獲得に動くとの噂がたつまでになった[2]

レバークーゼン

2010年4月29日にドイツ1部バイエル・レバークーゼンと2005年6月まで契約を締結[3]。レバークーゼンでの1シーズン目は、UEFAヨーロッパリーグ 2010-11で8試合に出場したものの、リーグ戦では2011年3月5日のVfLヴォルフスブルク戦で負傷したマヌエル・フリードリヒに代わり14分から途中出場した[4]、この1試合のみに終わった。

ディナモ・ザグレブ

2011年6月14日に移籍金非公開でNKディナモ・ザグレブと契約することが発表された[5]。2012年7月25日にUEFAチャンピオンズリーグ 2012-13・予選2回戦ブルガリア1部PFCルドゴレツ・ラズグラド戦で98分に決勝点を挙げ、予選3回戦進出に貢献した[6]

2012年9月24日にカップ戦へ向かうバスの中でビールを開けたため、バスとトップチームから追い出された。また、事件前にヴィダとアンテ・チャチッチ監督と口論をしていたことが判明[7]。事件の翌日に10万ユーロの罰金が言い渡された[8]

ディナモ・キエフ

2013年1月2日に移籍金600万ユーロでFCディナモ・キエフと5年契約を締結[9]。2月14日にUEFAヨーロッパリーグ 2012-13FCジロンダン・ボルドー戦で移籍後初出場を飾り、1週間後のボルドーとの第2戦でもオレグ・ブロヒン監督の下で右サイドバックとして起用されたが、クラブは0-1で敗れベスト16進出を逃した。

3月3日のFCクリヴバス・クリヴィー・リフ戦でリーグ戦初出場を飾るも引き分けに持ち込まれた結果、2つ目のUEFAチャンピオンズリーグ 2013-14出場権獲得争いでFCドニプロFCメタリスト・ハルキウに一歩リードを許す苦しい状態となった。リーグ戦出場2試合目となった3月10日のFCヴォリン・ルーツィクを2-0で破り、2013年になってからの初勝利を記録した。ヴィダは最初の公式戦3試合で右サイドバックを任されていたが、同試合からシーズン終了まで一貫してセンターバックとして起用され、イェフヘン・ハチェリディとコンビを組むこととなった。3月17日のFCヴォルスクラ・ポルタヴァ戦では、試合開始早々にアンドリー・ヤルモレンココーナーキックからのボールをパヴロ・レベノクとGKセルヒー・ドルハンスキーに競り勝ち、頭で移籍後初得点を挙げた。

ベシクタシュ

2018年1月3日、4年半の契約でトルコスュペル・リグに在籍するベシクタシュJKへ移籍した[10]。1月21日のスュペル・リグ第18節アンタルヤスポル戦でフル出場し、リーグデビューを果たした。2月25日のフェネルバフチェとの上位対決では移籍後初得点を挙げた[11]

AEKアテネ

2022年7月31日、2年契約でギリシャ1部AEKアテネFCに完全移籍[12]

代表

定期的に出場したU-21代表[13]を経て、2010年5月23日にオシエクで行われたウェールズ戦でダリヨ・スルナに代わり75分からA代表初出場を果たした。3日後のエストニア代表戦 では、先発フル出場を果たした。2013年9月10日の韓国との親善試合で代表初得点を挙げた。2018 FIFAワールドカップでは、CBのレギュラーとして6試合にフル出場し最終ラインを支えたほか、準々決勝での開催国・ロシアとの一戦では延長戦に得点を決め、その後追いつかれて迎えたPK戦では4人目のキッカーとして成功するなど活躍。同国史上初のワールドカップ準優勝に貢献した。

個人成績

2019年4月9日現在

クラブ シーズン リーグ カップ 国際大会 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
オシエク 2006-07 12000----120
2007-08 21010----220
2008-09 30210----312
2009-10 27430----304
合計906500000956
バイエル・レバークーゼン 2010-11 100080--90
合計1000800090
ディナモ・ザグレブ 2011-12 29260120--472
2012-13 15410122--286
合計4467024200758
ディナモ・キエフ 2012-13 121--20--141
2013-14 1704150--261
2014-15 2026010110373
2015-16 182305010272
2016-17 28 3 4 0 6 0 1 1 39 4
2017-18 9 2 0 0 8 0 1 0 18 2
合計104101713614116113
ベシクタシュ 2017-18 13 1 4 0 1 0 - - 18 1
2018-19 23 0 0 0 7 0 0 0 30 0
合計 36 1 4 0 8 0 0 0 48 1
通算 273233317634138828

代表

出場大会

タイトル

ベシクタシュJK

脚注

外部リンク

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