タイズ県
タイズ県(タイズけん、アラビア語: تعز, Ta'izz Governorate)はイエメンの県の一。イエメン南西部にあり、行政府所在地はタイズ。かつては北イエメン領であった。人口は300万人以上。
タイズ県 تَعِزّ | |
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座標:北緯13度34分 東経44度01分 | |
国 | イエメン |
県都 | タイズ |
面積 | |
• 合計 | 12,605 km2 |
人口 (2011)[1] | |
• 合計 | 2,885,000人 |
• 密度 | 230人/km2 |
ISO 3166コード | YE-TA |
概要
紅海に面しているが、内陸部は標高3千mを超える山地となっている。港町としてモカがあり、コーヒー豆の輸出で知られている。平地は乾燥気候であるが、山地帯では年間降水量が1,000mmを超えるなど、雨量に恵まれている。そのため、綿やモロコシ、ゴマなどのほか、マンゴーやコーヒーも栽培されている。タイズが1948年から1962年までイエメン王国の首都であったこともあり、モカでの交易も含め商業活動も活発である。
脚注
- “Statistical Yearbook 2011”. Central Statistical Organisation. 2013年2月24日閲覧。
- イエメン、停戦開始当日に激しい戦闘AFP通信(2016年11月20日)]
関連項目
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