ソールラン
ソールラン(ノルウェー語: Sørlandet)は、ノルウェー南部のスカゲラク海峡沿岸を指す地方区分。かつてはヴェスト・アグデル県とアウスト・アグデル県の二県を含めていたが、2020年1月1日に両県が合併しアグデル県となった[4]。そのため現在ではアグデル県と同一視される。総面積は1万6493平方キロメートル[5]。
ソールラン Sørlandet | |
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リソル市街 | |
北緯58.6度 東経7.8度 | |
国 | ノルウェー |
県 | アグデル県 |
中心都市 |
クリスチャンサン アーレンダール |
面積 | |
• 合計 | 16,434 km2 |
人口 (2021年) | |
• 合計 | 308,843人 |
• 密度 | 19人/km2 |
[1] |
人口推移 | ||
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年 | 人口 | ±% |
1951 | 172,753 | — |
1960 | 185,302 | +7.3% |
1970 | 215,874 | +16.5% |
1980 | 225,429 | +4.4% |
1990 | 240,906 | +6.9% |
2000 | 257,869 | +7.0% |
2010 | 279,024 | +8.2% |
出典: ノルウェー統計局 . |
概念
国土のこの部分をひとつの地方とする考え方は、1902年に郷土史家のヴィルヘルム・クラーグによって提唱された。これ以前は、ヴェストラン(西部)の一部とみなされていた。ソールランは、古代のアグデル王国の版図に相当する。アグデル大学の名はこれに由来する。ローガラン県やテレマルク県の一部をソールランに加えることもある。
一般的・文化的には、スカゲラク海峡に臨む沿岸部ととらえられているため、内陸部の山あいは含まれない。
中世、アグデル地方の東端は Rygjarbit(現在のリソル付近)であった[6]。
沿岸部
二県は人口の8割が、温暖で豊かな漁場にアクセスしやすく、交通の便もよい沿岸部に集中している。以下に沿岸部の主な町を、西から東へ挙げる。
内陸部
内陸部では、林業や農業、観光業が基幹産業である。オーセラルのボルテリードや、セテスダール渓谷のホフデンのような人気のスキーリゾート地もある。
ギャラリー
- ヒドラ港のキルケハウン
- リンデスネス岬の灯台
- アーレンダール
- ブレッケスト
- クリスチャンサン港
脚注
- “Norway/Counties and Municipalities”. Citypopulation.de (2021年2月27日). 2021年4月4日閲覧。
- Statistics Norway - Church of Norway. Archived 2012年7月16日, at Archive.is
- Statistics Norway - Members of religious and life stance communities outside the Church of Norway, by religion/life stance. County. 2006-2010
- “Nye fylker”. ノルウェー政府 (2019年12月19日). 2021年4月3日閲覧。
- Store norske leksikon. “Sørlandet – landsdel” (Norwegian). 2010年4月15日閲覧。
- http://snl.no/Rygjarbit
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