ソユーズTMA-13M

ソユーズTMA-13M(英語: Soyuz TMA-13M)は2014年に行われた国際宇宙ステーション(ISS)への有人宇宙飛行。第40次長期滞在の3名の乗組員をISSに運んだ。

ソユーズTMA-13M
ISSにドッキングするTMA-13M、カリフォルニアとネバダの上空を飛行中
ミッションの情報
宇宙船の種別 ソユーズTMA 11F747
乗員数 マクシム・スラエフ
グレゴリー・R・ワイズマン
アレクサンダー・ゲルスト
コールサイン Cepheus
発射台 バイコヌール 1/5, カザフスタン
打上げ日時 2014年5月28日
19時57分41秒 (UTC)
着陸地点 カザフスタン、カザフステップ
ミッション期間 165日8時間1分
乗員写真
左からゲルスト、ワイズマン、スラエフ
年表
前回 次回
ソユーズTMA-12M ソユーズTMA-14M

TMA-13Mはソユーズが初飛行した1967年以来122機目の打ち上げであり、ISSへのソユーズの打ち上げとしては39機目であった。TMA-13は第41次長期滞在の乗組員の緊急期間用のためにISSに残され、2014年11月にISSを離れた。

クルー

地位[1] 乗組員
司令 マクシム・スラエフ, RSA
第40次長期滞在
2回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 1 グレゴリー・R・ワイズマン, NASA
第40次長期滞在
1回目の宇宙飛行
フライトエンジニア 2 アレクサンダー・ゲルスト, ESA
第40次長期滞在
1回目の宇宙飛行

バックアップクルー

地位[2] 乗組員
司令 シュカプレロフ, RSA
フライトエンジニア 1 クリストフォレッティ, ESA
フライトエンジニア 2 バーツ, NASA

経過

展開

ソユーズTMA-13Mを搭載したソユーズ-FGロケットは2014年5月26日にバイコヌール宇宙基地ガガーリン発射台に展開した。晴天の中、展開は朝7時から開始され、バックアップクルーのシュカプレロフクリストフォレッティバーツの臨席の下行われた。メインクルーが展開時に臨席することは不運を呼ぶと考えられているため、メインクルーは参加しなかった[3]。49.5mのソユーズFGは垂直姿勢に立ち上げられ、ロケットは打ち上げまでの保護と乗組員の乗り込み台となる打ち上げ支援設備に囲まれた。

打ち上げからドッキング

ソユーズTMA-13Mの打ち上げは2014年5月28日19時57分(UTC)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から行われ、成功した。打ち上げ9分後に軌道投入達成、TMA-13Mは4時間でISSとのランデブーを行った[4]。その後、5月29日1時44分(UTC)にTMA-13MはISSのミニ・リサーチ・モジュール1(ラスヴェット)にドッキングした。2機の間のハッチは約2時間後の3時52分(UTC)に行われた[5]

ドッキング解除から帰還

ソユーズTMA-13Mは2014年11月10日0時31分(UTC)にドッキングを解除し、3時5分に4分41秒間の離脱噴射を行った。3時58分(UTC)にカザフスタンのアルカルイク北西に着陸した[6]

関連画像

  1. ESA astronaut Alexander Gerst to fly to Space Station in 2014”. ESA. 2011年9月28日閲覧。
  2. astronaut.ru (2013年). Орбитальные полёты”. 2015年12月5日閲覧。
  3. Soyuz FG rolled to Launch Pad for Liftoff with next ISS Crew on Wednesday”. SPACEFLIGHT101.com (2014年5月26日). 2014年5月27日閲覧。
  4. Clark, Stephen. Mission Status Center”. Spaceflight Now. 2014年5月28日閲覧。
  5. “Arrival of Expedition 40 Trio Expands Station Crew to Six”. NASA. (2014年5月28日). http://www.nasa.gov/content/three-new-station-crew-members-set-for-launch/index.html#.U4cwbfk9JXY 2014年5月29日閲覧。
  6. Soyuz Completes Deorbit Burn, Expedition 41 Headed Home”. NASA. 2014年11月10日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.