ジョン・ハンフリー

ジョン・"ヘリコプター"・ハンフリー(John "Helicopter" Humphrey、1980年9月8日 - )は、アメリカ合衆国バスケットボール選手。ノースカロライナ州出身。身長188cm、体重95kg。ニックネームである「ヘリコプター[1]のようにアリウープや、豪快なダンクシュートを得意にする。

ジョン・ハンフリー
John Humphrey
基本情報
愛称 ヘリコプター
英語 John Humphrey
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1980-09-08) 1980年9月8日(42歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ノースカロライナ州
身長 188cm (6 ft 2 in)
体重 95kg (209 lb)
選手経歴
2003
2004
2005-2009
2010-2011
2011-2014
2015.02-06
ラスベガス・ラトラーズ (ABA)
ボストン・フレンジー (ABA)
東京アパッチ
セントルイス・パイオニアーズ (ABA)
埼玉ブロンコス
ライジング福岡

経歴

ノースカロライナ州で生まれた彼はマイケル・ジョーダンが大学1年次のNCAAトーナメント決勝のジョージタウン大学戦で決勝のジャンプシュートを決めて優勝したことを聞いて育った[1]

ミドルテネシー州立大学在学中の2003年NCAAのスラムダンクコンテストで優勝した。

2003年はジョー・ブライアントヘッドコーチの下でABAのラスベガス・ラトレルズでプレーした[1]

2004年11月には、「AND1 ミックス・テープ・ツアー」でAND1のプレイヤーとして来日。同年は、ジョー・ブライアントとともにABAのボストン・フレンジーでプレーし[1]、チームトップとなる試合平均30.1得点、さらにABA史上2番目となる65得点ゲームを記録。

2005年、ブライアントがヘッドコーチに就任した日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の東京アパッチに移籍。1試合平均23.2点を稼ぎリーグ最多得点のタイトルを獲得し[1]プレイオフ進出に貢献した。

2006-07シーズンより設けられたサークルKサンクス 週間MVP・月間MVPの第1号となった。このシーズンも得点リーグ1位となったが、チームはリーグ最下位に沈んだ。

2007-08シーズンはチームのbjリーグ準優勝に貢献。2008-09シーズンは12月に2度目の月間MVPを受賞。2シーズン連続でのbjリーグ準優勝に貢献した。その後、同シーズン限りでチームとの契約を打ち切られたジョー・ブライアントヘッドコーチと共に退団し[2]、ABAに戻った。

2011-12シーズンは埼玉ブロンコスと契約。2011年12月10日の信州ブレイブウォリアーズ戦では52得点(bjリーグ歴代2位)を記録して107-91での勝利に貢献。その内、フリースローは100パーセントの成功確率で24本を成功し、1試合試投数24本と成功本数24本のbjリーグ新記録を達成[3]。2012年1月15日にさいたまスーパーアリーナで開催されたbjリーグオールスターゲームにブースター投票による選出で出場し、ダンクコンテストでは予選・決勝共に満点をマークして優勝、試合ではイーストチーム最多得点をマークしてMIP賞を受賞[4]

2012-13シーズンは、序盤にヘルニアで戦線を離脱していたが、復帰後は元のエースの座に収まり、1試合平均27.2得点で6シーズンぶりに得点王を獲得した。2013-14シーズンも23.9得点で2シーズン連続の得点王と、2.1本で初のスティールのタイトルを獲得した。シーズン終了後、埼玉は契約を更新せず、退団した。

2014-15シーズンはイラクのAl Niftと契約したが[5]ポイントガードの役割を期待していたチームの思惑に合わなかったため、退団した[6]

2015年1月、ジョー・ブライアントヘッドコーチが率いるライジング福岡に加入。

記録

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー    優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bjリーグ 2005-06 東京 383832.9.466.314.7406.02.42.00.82.423.2
bjリーグ 2006-07 東京 333335.5.428.288.8026.71.81.91.21.925.9
bjリーグ 2007-08 東京 444331.7.473.332.7874.53.01.80.71.719.9
bjリーグ 2008-09 東京 473831.0.454.315.7585.32.91.90.61.719.6
bjリーグ 2011-12 埼玉 503527.6.462.333.7595.21.82.00.92.018.4
bjリーグ 2012-13 埼玉 353537.7.404.311.8557.94.22.20.52.427.2
bjリーグ 2013-14 埼玉 4233.2.390.299.7985.61.92.10.52.323.9
bjリーグ 2014-15 福岡 2226.2.379.225.8354.32.11.60.62.114.9
  • bjリーグ
    • 得点1位(2005-06、2006-07、2012-13、2013-14)
    • スティール1位(2013-14)2位(2005-06、2012-13)3位(2006-07)
    • オールスターゲーム出場3度(2006-07、2011-12、2013-14)
      • MIP(2011-12)ダンクコンテスト優勝(2011-12)
    • 月間MVP(2006年12月、2008年11月)
    • 週間MVP(2006年12月2-3日、2008年11月1-3日、2011年12月10-11日、2013年4月6-7日)
    • bjリーグ 1試合最多フリースロー成功: 24本:2011年12月10日 対信州ブレイブウォリアーズ
    • bjリーグ 1試合最多フリースロー試投: 24本:同上
    • 埼玉ブロンコス 1試合最多得点: 52得点:同上

脚注

関連項目

外部リンク


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