ジョナサン・ルイス (サッカー選手)

ジョージア州アトランタ生まれ、フロリダ州プランテーション育ち[1]。父はジャマイカ出身で、母はロンドン生まれのトリニダード・トバゴ系人[1]。「家族がカリブやイギリスの出身だから、幼少の頃から家族や友達とサッカーを観たりプレーしたりするのが当たり前だった。その頃からサッカーは好きだったし、多文化の南フロリダに住むのにサッカーは大きな役割を果たしてくれた」と述べている[1]。

プランテーション・イーグルスでサッカーを本格的に始め[2]、2014年にシカゴ・ファイアーの下部組織に移籍した[2] 。翌年、オーランドで行われたRIASAのトライアルに参加し、合格した[3]。RIASAでの親善試合によって、ミドルズブラFC、フラムFC、ブラッドフォード・シティAFCからトライアルに誘われた[1]。

2015年7月7日にフットボールリーグ1所属のブラッドフォード・シティと2年契約を締結し、U-18チームに割り当てられた[4]。同年9月にノーザンプレミアフットボールリーグのファースリー・セルティックFCに期限付き移籍[5]。しかし1試合に出場したのみで、10月12日にホームシックのためにアメリカ合衆国に戻った[5]。

その後、ケンドールSCを経て、2016年8月にアクロン大学に進学した[6]。同月26日に大学サッカー初出場[7]、28日にはスターティングメンバーとして出場した[8]。10月26日に初得点を記録した[9]。

2017年1月7日にジェネレーション・アディダス契約を締結、MLSスーパードラフトへの参加権を獲得した[10]。同月13日のドラフトで、アブ・ダンラディ、マイルズ・ロビンソンの次、すなわち3周目でニューヨーク・シティFCから指名を受けた[11]。3月18日の試合でメジャーリーグサッカー初出場[12]、7月22日の試合で初スターティングメンバーとなった[13]。8月12日にプロ初得点を記録[14]。2018年6月にパトリック・ヴィエラが退任、ドメネク・トレント体制になったが[15]、ベンチ生活は変わらなかった。

2018年9月17日、USLチャンピオンシップのルイビル・シティFCに年末までの期限付き移籍[16]。9月19日に移籍後初出場を記録した[17]。

2019年に入ってもベンチ生活が続いたため、同年5月8日に65万米ドルでコロラド・ラピッズに完全移籍[18]。同月11日に移籍後初出場[19]。5月25日に移籍後初得点を記録した[20]。2020年12月17日に2024年まで契約を延長した[21]。

U-20代表では、2017年2月にCONCACAF U-20選手権2017のメンバーに選出された[22]。この頃はジャマイカ代表からもオファーがあったが、米国を選択した[22]。同月21日に初出場[23]、24日に初得点を記録した[24]。2017 FIFA U-20ワールドカップ出場権獲得には貢献したものの、クラブでの出場機会が少なかったためにU-20ワールドカップは選外となった[25]。

U-23代表では、2019年10月4日に初招集[26]。同月15日に初出場を記録した[27]。2021年3月には、2020年東京オリンピックのサッカー競技・北中米カリブ海予選の20人のメンバーに選ばれた[28]。

A代表初招集は2018年12月28日、グレッグ・バーホールター監督の初陣となるパナマ代表、コスタリカ代表との親善試合のメンバーであった[29]。1月27日のパナマ戦でジェレミー・エボビスに代わって投入されて代表初出場を記録した[30]。2019年5月24日には2019 CONCACAFゴールドカップの候補リストに載り[31]、6月6日に本戦メンバーに選出された[32][33]。2021年1月31日に代表初得点を記録[34]。同年7月1日に2021 CONCACAFゴールドカップのメンバー入りを果たした[35]。

• ジョナサン・ルイス (サッカー選手) - National-Football-Teams.com (英語)
• ジョナサン・ルイス (サッカー選手) - Soccerway.com (英語)
• ジョナサン・ルイス (サッカー選手) - FootballDatabase.eu (英語)
• ジョナサン・ルイス (サッカー選手) - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
• ジョナサン・ルイス (サッカー選手) - メジャーリーグサッカー (英語)