ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2017-2018

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2017-2018は、2017年から2018年にかけて行われた社会人ラグビー(ラグビーユニオン)の2部リーグである。

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2017-2018
日程 2017年 - 2018年
優勝 ホンダヒート
準優勝 日野自動車レッドドルフィンズ
昇格 ホンダヒート
日野自動車レッドドルフィンズ
降格 中部電力
公式ウェブサイト
www.top-league.jp

概要

ジャパンラグビートップチャレンジリーグは、2019 ラグビーワールドカップ・日本大会開催を念頭に、日本のラグビー界の更なる発展と強化・進化を目指す観点から、これまでの2部相当とされている各地域協会主催による地域リーグトップイーストリーグトップウェストトップキュウシュウ)の上に、各地域リーグの成績上位クラブを対象としたトップリーグの2部リーグを作ることにより、実力の拮抗した試合を数多く提供してレベルアップを図り、魅力のあるゲームを増やすことを目指している[1]

参加チーム

初年度参加チーム数は8チームで、

  1. ジャパンラグビートップリーグ2016-2017シーズン16位チーム。
  2. 2016-2017トップリーグ入替戦の結果
    1. 入替戦で敗退したトップリーグ所属チーム。
    2. 入替戦で敗退・引き分けたトップチャレンジ1参加チーム。
  3. トップチャレンジ2の2・3位チーム
  4. ジャパンラグビートップチャレンジリーグ参入マッチの上位2チーム。

によって決定された。

上記の条件により初年度の参加チームは以下の8チームとなった。

チーム名参加条件詳細
ホンダヒート1
三菱重工相模原ダイナボアーズ2.2トップチャレンジ1・2位
トップイーストリーグ優勝
日野自動車レッドドルフィンズ2.2トップチャレンジ1・3位
トップイーストリーグ2位
九州電力キューデンヴォルテクス2.2トップチャレンジ1・4位
トップキュウシュウ優勝
中部電力3トップチャレンジ2・2位
トップウェスト2位
中国電力レッドレグリオンズ3トップチャレンジ2・3位
トップキュウシュウ2位
参入時に「中国電力ラグビー部」から名称変更
釜石シーウェイブスRFC4ジャパンラグビートップチャレンジリーグ参入マッチ1位
トップイーストリーグ3位
マツダブルーズーマーズ4ジャパンラグビートップチャレンジリーグ参入マッチ2位
トップキュウシュウ3位

試合方式

年間10試合の成績で決まる。リーグ戦は2ステージに分かれて行われる[2]

1stステージ
参加する8チームで総当たりによるリーグ戦7試合。
2ndステージ
1stステージ1-4位チームによる総当たりリーグ戦3試合。
1stステージ5-8位チームによる総当たりリーグ戦3試合。

順位表

1stステージ

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 勝点
1 ホンダヒート 770050671+43535 上位グループへ
2 日野自動車レッドドルフィンズ 7601285157+12828
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 7502242125+11724
4 九州電力キューデンヴォルテクス 7403209178+3118
5 釜石シーウェイブス 7214162188-2613 下位グループへ
6 マツダブルーズーマーズ 7214176217-4111
7 中国電力レッドレグリオンズ 710688369-2815
8 中部電力 700776439-3630

上位グループ

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 勝点
1 ホンダヒート (C, P) 330020023+17718 ジャパンラグビートップリーグ2018-2019へ昇格
2 日野自動車レッドドルフィンズ 32016679-1310 #トップリーグ入れ替え戦へ出場
3 三菱重工相模原ダイナボアーズ 31026392-296
4 九州電力キューデンヴォルテクス 300331166-1350

下位グループ

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 勝点
5 マツダブルーズーマーズ 330011344+6915 トップチャレンジリーグ残留
6 中国電力レッドレグリオンズ 32019567+2810
7 釜石シーウェイブス (X) 310212655+7110 #トップチャレンジリーグ入れ替え戦へ出場
8 中部電力 (R) 300315183-1680 トップウェスト2018-2019へ降格

入替制度

入替方式

順位昇降格
1位トップリーグへ自動昇格
2位トップリーグ・15位と入替戦
3位トップリーグ・14位と入替戦
4位トップリーグ・13位と入替戦
7位3地域チャレンジ・2位と入替戦
8位各地域リーグへ自動降格

3地域チャレンジ

各地域リーグの優勝3チームによる総当たりのリーグ戦。1位チームが次年度トップチャレンジリーグへ自動昇格する。また2位チームはチャレンジリーグの7位チームとの入れ替え戦に回る。

トップリーグへ自動昇格

リーグ戦2ndステージ上位リーグの結果、1位のホンダヒートが来季トップリーグへの自動昇格が決定。

地域リーグへ自動降格

リーグ戦2ndステージ下位リーグの結果、中部電力が8位となり、来季トップウェストへの自動降格が決定。

トップチャレンジリーグへ自動昇格

3地域チャレンジの結果、1位の栗田工業ウォーターガッシュが来季トップチャレンジリーグへの自動昇格が決定。

トップリーグ入替戦

トップリーグ入替戦には2位の日野自動車レッドドルフィンズ、3位の三菱重工相模原ダイナボアーズ、4位の九州電力キューデンヴォルテクスが出場した。

入替戦の結果、日野自動車レッドドルフィンズのトップリーグ初昇格及び三菱重工相模原ダイナボアーズ、九州電力キューデンヴォルテクスのトップチャレンジリーグ残留が決定した。

トップチャレンジリーグ入替戦

今シーズンから創設されたトップチャレンジリーグ入れ替え戦は、トップチャレンジリーグから7位釜石シーウェイブス、3地域チャレンジから2位大阪府警察が出場する。

1月13日
12:00
釜石シーウェイブス 55 - 19 大阪府警察 東京ガス大森グランド, 大田区
観客動員数: 500人
レフリー: 川原佑
トライ: ジョー・ピーターセン 6', 29', 51'
クリス・アルコック 35', 46'
南篤志 40'
四ノ宮マイケル 67'
須田康夫 76'
村井佑太朗 80+2'
コンバート: ジョー・ピーターセン 6', 29', 40', 46'
井上益基也 76'
トライ: 新里涼 11', 22'
佐川敦希 63'
コンバート: 三瀬亮太郎 11', 22'

以上の結果、釜石シーウェイブスのトップチャレンジリーグ残留が決定した。

出典

  1. 3地域統一リーグ「(仮称)ジャパンラグビートップチャレンジリーグ」の創設ならびに概要について
  2. ジャパンラグビー トップチャレンジリーグ 2017-2018シーズン、参加8チーム決定
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