ジェイアール東海商事
ジェイアール東海商事株式会社(ジェイアールとうかいしょうじ、英: JR Tokai Corporation)は、愛知県名古屋市中村区に本社を置く東海旅客鉄道(JR東海)の子会社(連結子会社)[2]。
本社の入居するJRセントラルタワーズ | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | JRTC |
本社所在地 |
日本 〒450-6032 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ32F |
設立 | 1988年(昭和63年)3月1日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 7180001030534 |
事業内容 | 基幹建設資材の開発・販売やオフィス用品、食材などの調達・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 稲葉 秀夫 |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
1億4100万円 (2022年03月31日時点)[1] |
純資産 |
33億5200万円 (2022年03月31日時点)[1] |
総資産 |
95億2000万円 (2022年03月31日時点)[1] |
主要株主 |
東海旅客鉄道株式会社(70%) 三菱商事株式会社(30%) |
関係する人物 | 可知照生(元社長) |
外部リンク | https://www.jrtc.co.jp/ |
概要
東海旅客鉄道(JR東海)の子会社として1988年(昭和63年)に設立。基幹建設資材の開発・販売やオフィス用品、食材などの調達・販売などを行っている。
JR東海とJR東海グループ会社の社員専用サービスを提供しており、三菱UFJニコスと提携してJRTCカード(クレジットカード)、ENEOS ASSOCカード(給油専用カード)の発行を行っている。
2009年(平成21年)10月には愛知県常滑市の遊休農地約8600m2を地元農家から借り入れ、レタスやトマトを水耕栽培するガラスハウス3棟を建設し「常滑農場」を開園した。この農場で収穫されたレタスやトマトは、2010年(平成22年)4月1日より「のぞみ畑」というブランドでJR名古屋駅構内の一部店舗で販売されているサンドイッチやサラダの具として、名古屋マリオットアソシアホテルやホテルアソシア名古屋ターミナル(営業終了)などの飲食店舗で使用されており、ジェイアール名古屋タカシマヤの野菜売り場で販売する[3]とともに、同農園から獲れたトマトや人参を使ったフリーズドライのスープが東海キヨスクの一部店舗にて販売されている[4]。
この他、JR東海所有車両を意匠した鉄道グッズの製造・販売およびライセンス管理も行っている。グッズは自社オンラインショップ(下記参照)のほか、ベルマートやジェイアール東海パッセンジャーズによる新幹線車内販売に委託している。
また、かつて「Lini」というブランド名の清涼飲料水をJR東海の駅構内などで販売していた。
JR東海MARKET
オンラインショップJR東海MARKETの運営を行っている[5]。前進は東海道新幹線グリーン車車内誌『ひととき』掲載のカタログ通販「いいもの探訪」(同企画もオンラインショップとして継続)。利用には要会員登録。
主な取り扱い商品としてJR東海管内の名産品(食品・酒・雑貨)の他、並ばなければ買えない名古屋駅銘菓ぴよりんの予約販売、駅弁予約、スマートEX会員向けの体験イベント(コト消費)の企画催行募集なども行う。
また、名古屋駅には注文品を受け取れる「スマートPick Box」を設置している。
新幹線貨物物流
「いいもの探訪」の一環で、新幹線(こだま号)を利用し、ジェイアール東海物流と共同で商品を貨物輸送し、物産展などに卸している[6]。
事業所
本社
- 本社
- 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号(JRセントラルタワーズ32F)
出典
- ジェイアール東海商事株式会社 第35期決算公告
- “連結子会社|JR東海”. JR東海. 2014年12月24日閲覧。
- のぞみ畑デビュー! JR東海・ニュースリリース.(2010年3月18日)
- キヨスクの⼀部店舗で「のぞみ畑のトマトスープ」⼀⻫販売開始! 東海キヨスク・ニュースリリース.(2015年10月28日)
- JR東海/新ショッピングサイト「JR東海MARKET」オープン 流通ニュース 2022年1月19日
- 令和3年度新幹線等を利用した生鮮食品等の貨客混載に関する調査 経済産業省