シュタディオン・マクデブルク

シュタディオン・マクデブルク(Stadion Magdeburg)は、ドイツザクセン=アンハルト州マクデブルクにあるサッカー専用スタジアム1.FCマクデブルクがホームスタジアムとして使用している。

シュタディオン・マクデブルク
Stadion Magdeburg
MDCCアレーナ
MDCC-Arena


2007年のスタジアム

シュタディオン・マクデブルクの位置(ザクセン=アンハルト州内)
シュタディオン・マクデブルク
シュタディオン・マクデブルクの位置(ドイツ内)
シュタディオン・マクデブルク
施設情報
所在地 ドイツの旗 ドイツ マクデブルク
位置 北緯52度07分32秒 東経11度40分15秒
起工 2005年
開場 2006年12月19日
拡張 2019年-2020年
所有者 マクデブルク
運用者 1. FC Magdeburg Stadion- und Sportmarketing GmbH
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105m × 68m
建設費 3,100万ユーロ
設計者 architekten A-SL
使用チーム、大会
1.FCマクデブルク
収容人員
30,098人[1]
アクセス
ドイツ鉄道S-Bahn Rhein-Ruhr マクデブルク中央駅よりバスまたはタクシーで9分

概要

サッカー専用スタジアムとして2006年に開場し、約30,000席全てが屋根に覆われたアリーナ型の形状を模している[2]

2015-16シーズンの1.FCマクデブルクの試合にて、サポーターが飛び跳ねると約3cmもスタンドが振動することがわかった。試合後に行われた非破壊検査の結果、建設当初に見積もられていた耐用年数50年では荷重に耐えきれないと判断されたため、耐用年数は17年半まで短縮された[3]。また、2016年11月にはマクデブルク自治体がクラブのサポーターに対して、試合中にスタンドでのジャンプを禁止する条例を提示した[4]

2011年、ドイツのアメリカンフットボールの国内セミプロ大会であるジャーマンボウルがこのスタジアムで開催された。大会の運営団体であるジャーマン・フットボール・リーグは同大会の継続を望んだが、1.FCマクデブルク側が難色を示したため、わずか1年でこのスタジアムでの開催は終了した[5]

スタジアム名

スタジアム開場から3年間はシュタディオン・マクデブルク (Stadion Magdeburg)と呼ばれていたが、2009年7月に地元の電気通信事業者であるMDCC Magdeburg-City-Comが2024年6月までの命名権を買収したため、MDCCアレーナ (MDCC-Arena)と命名された。

一方でクラブのサポーターは1970年代に1.FCマクデブルクを率いて黄金期をもたらしたハインツ・クリューゲルの名を冠して、ハインツ・クリューゲル・シュタディオン (Heinz-Krügel-Stadion)と改称することを求めている[6]

開催された主な試合

サッカー

日付ホームチーム結果アウェーチームラウンド
2007年7月29日ドイツの旗 ドイツ4-0デンマークの旗 デンマーク親善試合
  • その他
日付ホームチーム結果アウェーチームラウンド
2009年5月18日 オランダ1-2
(a.e.t.)
 ドイツUEFA U-17欧州選手権2009決勝

ギャラリー

2015年に撮影されたパノラマ

脚注

  1. Stadion (ドイツ語). 1.FC Magdeburg. 2023年3月18日閲覧。
  2. Stadionumbau ist jetzt abgeschlossen. (ドイツ語). volksstimme.de (2020年1月23日). 2023年3月18日閲覧。
  3. Hüpfen macht das Stadion brüchig. (ドイツ語). volksstimme.de (2016年6月14日). 2023年3月18日閲覧。
  4. Zuschauer dürfen ins Stadion (ドイツ語). 2023年3月19日閲覧。
  5. Deutsches Endspiel wird verlegt (ドイツ語). GFL (2015年2月17日). 2023年3月18日閲覧。
  6. Krügel-Stadion bleibt für FCM ein Traum (ドイツ語). volksstimme.de (2020年1月30日). 2023年3月18日閲覧。

外部リンク

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