ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論

ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』(ゴーマニズムせんげんスペシャルコロナろん)は、小林よしのりによる漫画作品。『週刊SPA!』(扶桑社)に掲載。『ゴーマニズム宣言』シリーズの1作。

ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論
漫画
作者 小林よしのり
出版社 扶桑社
掲載誌 週刊SPA!
発表号 2020年 -
巻数 既刊5巻(2022年3月26日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

概要

2020年8月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』を発売[1]。専門家の意見に対して新型コロナウイルスは大したことが無いとする[2]政府は生きるために自粛を要請するが、市井の人々の生きるための経済活動ができなくなっているとする[3]

2020年12月、完結版とした『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論2』を発売。重傷者も死者も一人も出してはいけないという社会を否定する[1]

2021年5月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3』を発売。ワクチンを打つことを否定する。コロナウイルスを擬人化させて登場させる[4]

2021年11月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4』を発売[5]

2022年3月、『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論5』を発売。

反響

第1巻の発売後に即重版がかかるほど、本作は話題を呼んだ[6]。第2巻も発売前の予約の段階で重版が決定した[6]。2021年11月現在で、シリーズ累計が17万部を突破している[7]

制作背景

「高熱を出しても、原稿を書かなければ締め切りに間に合わない」と考えている小林は、「普段からインフルエンザを恐れている」[8]。医療の専門家ではない小林が本作を執筆したきっかけは、インフルエンザを警戒しない世間の人たちが、コロナウイルスに対しては過剰に警戒したため、「危険なウイルスが入ってきた」という感覚をもったからである[8]

なお、小林自身も2回コロナにかかったが、2回とも薬を飲むことなく治したという[9]

書誌情報

  • 小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』扶桑社、既刊5巻
    1. 2020年8月20日発売[10]ISBN 978-4-594-08563-6
    2. 2020年12月18日発売[11]ISBN 978-4-594-08652-7
    3. 2021年5月19日発売[12]ISBN 978-4-594-08799-9
    4. 2021年11月18日発売[7]ISBN 978-4-594-08995-5
    5. 2022年3月26日発売、ISBN 978-4594091347

脚注

  1. 小林よしのりさん『ゴーマニズム宣言 コロナ論2』発売 「『人間の命は尊い』というエゴイズムを捨て去らなければならない!」 (2020年12月20日)”. エキサイトニュース. 2021年11月4日閲覧。
  2. 「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」小林よしのり著/扶桑社/1200円+税|週末オススメ本ミシュラン”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2021年11月4日閲覧。
  3. 日刊SPA!取材班 (2020年10月4日). 大反響ベストセラー小林よしのり『コロナ論』が投げかけた問い”. 日刊SPA!. 2021年11月4日閲覧。
  4. 物議を醸したあの「コロナ君」も登場! 小林よしのりさんの「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3」発売 (2021年5月20日)”. エキサイトニュース. 2021年11月4日閲覧。
  5. ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論 4 / 小林よしのり コバヤシヨシノリ 〔本〕 :12303694:HMV&BOOKS online Yahoo!店 - 通販”. Yahoo!ショッピング. 2021年11月4日閲覧。
  6. 小林よしのり『コロナ論』が大反響「日本のコロナパニックはインフォデミックだ」”. 日刊SPA!. 扶桑社 (2020年9月2日). 2021年11月7日閲覧。
  7. ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4”. 扶桑社. 2021年11月18日閲覧。
  8. データを精査し経済を止めるな 小林よしのりさんに聞く(上)”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2020年12月21日). 2021年11月7日閲覧。
  9. インド型コロナを撃退
  10. ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論”. 扶桑社. 2021年11月7日閲覧。
  11. ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論2”. 扶桑社. 2021年11月7日閲覧。
  12. ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3”. 扶桑社. 2021年11月7日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.