ロングビーチ市街地コース
ロングビーチ市街地コース(ロングビーチしがいちコース)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチの市街地に設定されるサーキット(公道コース)。
概要 | |
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所在地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロングビーチ |
座標 | 33.763442,-118.185566 |
営業期間 | 1975- |
主なイベント |
インディカー・シリーズ ユナイテッド・スポーツカー選手権 FIA フォーミュラE選手権 |
現在のレイアウト | |
コース長 | 3.167km (1.968マイル) |
コーナー数 | 11 |
ラップレコード |
1分06秒886 (2006年) セバスチャン・ボーデ ニューマン・ハース・レーシング (チャンプカー・ワールド・シリーズ) |
概要
カリフォルニア州の太平洋沿いの都市であるロングビーチの市街地に、都市活性化のため「西海岸のモナコ」というキャッチフレーズを設定し、1976年から1983年までF1アメリカ西GP(またはロングビーチGP)が開催された。1983年、契約金の問題から開催終了。
以降はレイアウトを微細に変更し、CART(後のチャンプカー)(2008年開催まで)、インディカー・シリーズ(2009年開催~)やIMSA、フォーミュラ・ドリフトなどのビックカテゴリのコースとして使用されている。
レイアウト
コースはロングビーチの海に近い「パイク」と呼ばれるエリアにある、ロングビーチ・コンベンションセンターやショッピングモールを囲むかたちで設置されており、インディカー・シリーズ仕様とフォーミュラE仕様の2つのレイアウトを持つ。
インディカー・シリーズ
インディカー・シリーズ仕様レイアウトは、CART/チャンプカーが2000年から2007年まで使用していたレイアウトを継承し、全長1.968マイル(3.167km)、11のコーナーで構成される。
ホームストレートは中間地点付近で緩やかなカーブを描いており、コントロールラインはカーブの前半に設置される。ターン2・3は噴水のある花壇の南側を回るクランク型シケインである。ターン5の内側には唯一スピードバンプが設置される(他は縁石)。ターン7からターン8にかけては下り坂になっており、車を左に振った直後にブレーキングするため、バランスを崩しやすい。中速ロングコーナーのターン10、最も速度が落ちるヘアピンカーブのターン11を抜けて1周となる。周回平均速度は105mph(170km/h)程度となる。
歴代優勝者
主な登場作品
- ポールポジションII - ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)のアーケードゲーム。1982年のレイアウトが「シーサイド」コースとして登場。
- F355チャレンジシリーズ - セガ(後のセガ・インタラクティブ)のアーケードゲーム。1992年~1998年のレイアウトが実名で登場。
- Forza Motorsportシリーズ - マイクロソフトのレースゲーム。2013年発売の『Forza Motorsport 5』より登場。
- THE CREW - デフォルメされたアメリカ合衆国本土を舞台とした、ユービーアイソフトのレースゲーム。
ロングビーチでのイベントにて、実際の市街地コースとほぼ同じレイアウトのコース[2]を走ることになる。
関連項目
参照
- Long Beach - Track Guide フォーミュラE公式Webサイト(英語)
- ストーリーミッション「フェイスオフ!」で使われているレイアウトは前半は実際のインディカー用レイアウトと同じだが、後半はコンベンションセンターの周りを回る形になっている。