キーンベック病

キーンベック病(Kienböck disease)とは、手の月状骨血液を供給している血管に障害が起こり、月状骨に血流が送られなくなって壊死する病気である。手首を酷使する職業の人が多く罹患する病気である。月状骨軟化症(げつじょうこつなんかしょう)とも言われる[1]

キーンベック病
月状骨軟化症
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
リウマチ学, 整形外科[*], 形成外科学
ICD-10
ICD-9-CM 732.3
OMIM 165800
DiseasesDB 7178
eMedicine M0015515/
MeSH D010020
GeneReviews

症状

手首の付け根の中央が痛み始め、最終的には手首の甲側が腫れて、こわばりが起こる。大半はきき手側だけに壊死が起こるが、両手に起こる場合もある[1]

治療

月状骨への圧迫を緩めるための手術が行なわれる[1]

出典

  1. 『最新版、図解、症状でわかる医学百科』主婦と生活社編 2007, p. 176

参考文献

  • 主婦と生活社 編『図解、症状でわかる医学百科』(最新版)主婦と生活社、2007年11月。ISBN 9784391135060。2014年

外部リンク

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