キョス

キョスペルシア語: کوس, 音写: kūs, トルコ語: Kös)は、メフテルや軍事音楽で使用される大型の太鼓。

メフテルハーネで演奏されるキョス(右手前)

概要

製の鍋型の胴に革を張った太鼓で、2つを一組として使用される[1][2]メフテルの中でも、特に軍隊の権威などを象徴する楽器として重要視されており[3]ラクダゾウの背中に乗せて演奏することもあった[4]。 また、ティンパニの原型となった楽器でもある[3]

脚注

  1. 世界大百科事典内言及. キョスとは”. コトバンク. 2020年12月29日閲覧。
  2. メヘテルハーネ (2012年12月12日). 2020年12月29日閲覧。
  3. 濱崎友絵. 11. 近代西アジアの音楽とヨーロッパ音楽との交渉:トルコを中心に―DSRシルクロードの音楽”. dsr.nii.ac.jp. 2020年12月29日閲覧。
  4. メヘテルハーネ(キョス、ナッカーラ)”. saisaibatake.ame-zaiku.com. 2020年12月29日閲覧。
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