カーソン・フルマー

2012年のMLBドラフト15巡目（全体481位）でボストン・レッドソックスから指名されたが、この時は入団せずにヴァンダービルト大学へ進学した。2014年にはカレッジ・ワールドシリーズで優勝をダンズビー・スワンソンらと共に経験し、2015年にはナショナル・ピッチャー・オブ・ザ・イヤー・アワードに輝いている[1]。

2015年のMLBドラフト1巡目（全体8位）でシカゴ・ホワイトソックスから指名され[2]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ホワイトソックスでプロデビュー。A+級ウィンストン＝セイラム・ダッシュでもプレーし、2球団合計で9試合に先発登板して防御率1.96、26奪三振を記録した。

2016年は開幕をAA級バーミングハム・バロンズで迎え、7月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。7月17日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。8月17日にAAA級シャーロット・ナイツへ降格し、以降は同球団でプレーした。この年メジャーでは8試合に登板して0勝2敗、防御率8.49、10奪三振を記録した。

2017年は7試合に出場してメジャー初勝利を含む3勝、2018年は9試合に登板して2勝、2019年は20試合に登板して1勝を挙げた。

2020年7月23日にDFAとなった[4]。

2020年7月25日にウェイバー公示を経てデトロイト・タイガースへ移籍した[5]。8月20日にDFAとなった[6]。

2020年8月25日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[7]が、1試合も登板することなく9月2日にDFAとなった[8]。

2020年9月5日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[9]。

2020年9月21日にウェイバー公示を経て、前月に移籍しながら1試合も登板しなかったパイレーツへ再び移籍した[10]。

2021年3月7日にデュアン・アンダーウッド・ジュニアの加入に伴ってDFAとなった[11]。

2021年3月14日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍した[12]。5月21日にDFAとなり[13]、24日にマイナー契約で傘下のAAA級ルイビル・バッツへ配属された[14]。

2021年12月8日に開催されたルール・ファイブ・ドラフトでロサンゼルス・ドジャースから指名を受け、ウェイバー公示を経て同チームへ移籍した。移籍後はそのまま傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースに配属された[15]。

2022年は4月30日にメジャーに昇格したが、1試合も登板することなく5月2日にDFAとなりAAA級オクラホマに戻った[15]。この年はAAA級オクラホマではクローザーとして49試合に登板して、6勝6敗12セーブ6ホールド、防御率2.86の成績を残したが、結局メジャーでの登板機会は訪れなかった[15]。オフの10月14日にFAとなった[15]。

• 2021年度シーズン終了時

• 2019年度シーズン終了時

• 51（2016年 - 2019年）
• 60（2020年）
• 41（2021年）