カルシ・ハナバード空軍基地

カルシ・ハナバード空軍基地 (英語: Karshi-Khanabad Air Base) は、ウズベキスタンカシュカダリヤ州の州都カルシ郊外にある空軍基地軍用飛行場)である。ウズベキスタン空軍が使用している。

カルシ・ハナバード空軍基地
IATA: KSQ - ICAO: UTSL
概要
国・地域 ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン
所在地 カシュカダリヤ州カルシ
種類 軍用
所有者 ウズベキスタン政府
運営者 ウズベキスタン軍
標高 416 m
座標 北緯38度50分01秒 東経065度55分17秒
地図
ウズベキスタン国内の位置
ウズベキスタン国内の位置
KSQ
ウズベキスタン国内の位置
滑走路
方向 長さ (m) 表面
07/25 2,498 コンクリート
出典: DAFIF[1][2]
リスト
空港の一覧
かつて駐留していたアメリカ空軍の機体


歴史

1954年から1981年まで、ソ連防空軍第735戦闘航空機部隊が基地に駐留していた[3]。ハナバード空軍基地にはMig-15 (1950年7月-1955年)、MiG-17 (1955年-1969年)、Su-9 (1961年-1980年) が配備されていた。1981年、第735戦闘航空機部隊は第735戦闘航空爆撃機部隊に改称され、1984年に第735戦闘爆撃機部隊に改称された。1980年から1984年まではMiG-23Mが、1984年から1992年まではSu-24が配備されていた。ハナバード空軍基地は1980年4月から1988年5月までトルキスタン軍管区の指揮下にあり、その後指揮系統が第49空軍、第73空軍へと移った。1992年にウズベキスタンが独立すると、ウズベキスタン軍が使用するようになった。

2001年から2005年まで、アメリカ空軍がこの基地をアフガニスタンへの展開のために使用し、K2の略称で知られており、「Stronghold Freedom」として隣国のアフガニスタンを拠点としていたアル・カーイダとのアフガニスタン紛争の際に使用された。アメリカ合衆国第416遠征航空団が駐留していたが、2005年7月29日、アンディジャン事件により緊張状態が高まり[4]、アメリカ空軍は6ヶ月以内に空軍基地から撤退すると発表した。2005年11月、アメリカ空軍はハナバード空軍基地から撤退した[5][6][7]

機能

空港の海抜は416mである。滑走路は一つでコンクリート舗装、全長は2498mx40mである[1]

関連項目

脚注

  1. Airport information for UTSL”. DAFIF. 2012年12月21日閲覧。
  2. Karshi-Khanabad, Uzbekistan (UTSL / KSQ)の空港情報 - Great Circle Mapper. 出典:DAFIF(2006年10月時点で有効).
  3. Michael Holm. 735th Bomber Aviation Regiment”. ww2.dk. 2012年12月21日閲覧。
  4. 地域別危険情報”. ユーラスツアーズ. 2012年12月21日閲覧。
  5. US asked to leave Uzbek airbase”. BBC News (2005年7月30日). 2012年12月21日閲覧。
  6. Last US plane leaves Uzbek base”. BBC News (2005年11月21日). 2012年12月21日閲覧。
  7. Ceremony to close US military base held in Uzbekistan”. RIA Novosti (2005年11月21日). 2012年12月21日閲覧。

外部リンク

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