ウミウシカクレエビ

ウミウシカクレエビ (Periclimenes imperator) はテナガエビ科に分類されるエビの一種。

ウミウシカクレエビ
ジャノメナマコを宿主とした個体
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 軟甲綱 Malacostraca
: 十脚目 Decapoda
: テナガエビ科 Palaemonidae
亜科 : カクレエビ亜科 Pontoniinae
: ホンカクレエビ属 Periclimenes
: ウミウシカクレエビ P. imperator
学名
Periclimenes imperator
A. J. Bruce, 1967

分布

インドネシアオーストラリア北部、ハワイインド洋紅海に分布。日本では駿河湾以南に分布する[1]

特徴

記載には4-7.6mmの8個体の標本が用いられ、形態的にPericlimenes rex と最も類似しているとされた[2]

サンゴ礁や岩礁に生息し[1]、深度45mまで見られる[3]。1.9cm程度になる[4]

ミカドウミウシ属[5]などのウミウシ類やナマコ類の体表に共生し、まれにタツナミガイウミエラのそばで生活することもある。体色は宿主によってさまざまに変異する[1]

人間との関わり

一部のペットショップでは販売されており、飼育することができる[1]

参考文献

   

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