アンドアイン

アンドアインバスク語: Andoain, スペイン語: Andoáin[2])は、スペインバスク州ギプスコア県ムニシピオ(基礎自治体)。公式名はバスク語のAndoainコマルカ(郡)としてはドノスティアルデアの構成自治体のひとつであり、サン・セバスティアン都市圏にも含まれる。守護聖人はサン・フアン・バウティスタ。自治体の最低標高は24m、最高標高は786m。

Andoain


 バスク州
 ギプスコア県
コマルカ ドノスティアルデア
面積 27.17 km²
人口 14,655 人 (2014年)
人口密度 539.38 人/km²
住民呼称 andoaindar[1]
Andoainの位置(スペイン内)
Andoain
Andoain
スペイン内アンドアインの位置
Andoainの位置(ギプスコア県内)
Andoain
Andoain
ギプスコア県内アンドアインの位置

北緯43度13分06秒 西経2度01分12秒

県都サン・セバスティアンからの距離は15kmである。アドゥナ、シスルキル、ベラステギ、エルドゥアイェン、ラサルテ=オリア、ウルニエタ、ビリャボナ、スビエタと境界を接している。面積は27km2であり、2014年の人口は14,655人である。オリア川とレイサラン川が流れている。

政治

アンドアイン議会

歴代市長

歴代アンドアイン市長
在任期間名前政党
2011-アナ・マリア・カレレ・サバラビルドゥ
2009-2011エスタニスラオ・アムチャステギ・アレギバスク社会党 (PSE-EE)
2007-2009ホセ・アントニオ・ペレス・ガバラインバスク社会党 (PSE-EE)
2003-2007ホセ・アントニオ・ペレス・ガバラインバスク社会党 (PSE-EE)
1999-2003ホセ・アントニオ・バランディアラン・エサマバスク市民(EH)
1995-1999ホセ・アントニオ・ペレス・ガバラインバスク社会党 (PSE-EE)
1991-1995ピラル・コリャンテス・イバニェスバスク社会党 (PSE-EE)
1987-1991カルロス・サンス・ディエス・デ・ウレバスク左翼(EE)
1983-1987フランシスコ・イリゴラス・エチェベステバスク民族主義党(EAJ-PNV)
1979-1983ホセ・アントニオ・ペレス・ガバラインバスク左翼(EE)

議会選挙結果

アンドアイン市議会結果
政党 2011[3] 2007[4]
得票率議席数得票率議席数
ビルドゥ 33.59%7--
バスク社会党 (PSE-EE) 27.67%543.89%8
バスク民族主義党 (EAJ-PNV) 18.31%322.04%4
国民党 (PP) 7.54%110.8%2
バスク統一左翼 (EB-B) 5.07%1--
アララール 3.18%0--
アマイカバット (H1!) 2.73%0--
バスク統一左翼/アララール (EB-B/A) --11.65%2
バスク連帯 (EA) --9.75%1

人口

アンドアインの人口推移 1900-2013
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6]

スポーツ

アンドアインでもっとも重要なサッカーチームはSDエウスカルドゥナ・アンドアインである。エウスカルドゥナ・アンドアインはサッカーチームの他にバスケットボールチームとフットサルチームを有している。他のスポーツクラブには、アンドアインゴ・ベルチンAFT(フットサル)、ブルンツ・フトゥボル・サラ(フットサル)、CDバロンマノ・レイサラン(ハンドボール)、アンドアインゴ・チリンドゥラリ・エスコラ(自転車競技)、アソシアシオン・レイツKKE(自転車競技)、レイサウル・シクロトゥリスタク(自転車競技)、SDオンツァ(自転車競技)、レイツァラン・ボレイボル・タルデア(バレーボール)、フドー・クルブ・アンドアイン(柔道)、スメアタラKE(陸上競技)、CDペロタ・ガステレク・デ・ラ・サリェ・デ・アンドアイン(バスク・ペロタ)、クルブ・アヘドレス・アグスティン・デ・レイサ(チェス)、アンドアインゴ・キロル・エルカルテーン・クルバ(体操・水泳)、エウスカルドゥナ・メンディゴイサレ・タルデア(登山)、SDオンツァ(狩猟・釣り)、CDオガル・エストレメニョ(サッカー)、オンツェリFKT(サッカー)などがある。

地区

レイソツ地区、ブルンツァ地区、ソラビリャ地区、ゴイブル地区は農村部の地区である。

  • スメア地区 – かつては古めかしい地区だったが、とても現代的な地区となった。
  • エチェベリエタ地区: 紡績工場によって形成された地区である。2013年の人口は約2,200人。
  • 旧市街 – 何十年もアンドアインの中心となる地区だった。2008年の人口は660人。
  • 高台地区 – 人口が集中している地区であり、特に労働者が多い。2008年の人口は約7,100人。
  • 駅前地区 – 広場を持つ新しい地区である。2008年の人口は約300人。
  • ゴイブル地区 - 畜産業が盛んな農村地区だが、鉄道線路の近くはかなり都市化が進んでいる。2013年の人口は246人。
  • ソラビリャ地区 - 1990年代の10年間に多くの一戸建てや集合住宅が建設された。2008年の人口は約150人。
  • カリカ地区 - 労働者地区であり、工業地区という性格を持つ。2013年の人口は約700人。

出身人物

  • マヌエル・ララメンディ (1690-1766) – イエズス会の司祭・学者。
  • フアン・バウティスタ・エロ (1773-1854) – 聖職者・著作家・スペイン財務大臣。
  • フアナ・ホセファ・シピトリア (1854-1912) – 聖職者。
  • マヌエル・レクオナ (1894-1987) - 司祭・言語学者・著作家。バスク語アカデミーの会長。約20年間アンドアインに居住し、アンドアインにはレクオナの名を冠した通りがある。
  • ホセ・ルイス・ロペス・デ・ラカリェ (1938-2000) – ジャーナリスト・政治活動家。バスク祖国と自由(ETA)の活動家によって殺害された。トローサ出身であり、死去時にアンドアインに居住していた。
  • ホセバ・パガサウルトゥンドゥア (1958 - 2003) – アンドアイン市警の警察官・政治活動家。反テロ組織バスタ・ジャ!のメンバー。ETAの活動家によって殺害された。エルナニ出身。
  • ホセ・アントニオ・ペレス・ガバライン – 政治家。バスク社会党(PSE-EE/PSOE)所属。
  • ホセバ・アレギ – 政治家。バスク民族主義党(PNV)、アルダケタ所属。バスク州文化大臣。
  • ホセバ・エギバル – 政治家。
  • ペリョ・イラス – 彫刻家。
  • ミケル・アブレゴ – ミュージシャン。BAP!!、ネグ・ゴリアック、ナシオン・レイシャ、パラフンク、アナリ、フェルミン・ムグルサ、イノレン・エロ・ニなどで活動。
  • ホセ・ラモン・エスナオラ – サッカー選手・サッカー指導者。
  • ペドロ・アルトラ – サッカー選手。
  • ミゲル・アンヘル・ペレス・ラサ – サッカー審判員。

脚注

  1. Toponimia (nombres de lugar)”. エウスカルツァインディア. 2015年1月28日閲覧。
  2. Celdrán Gomáriz, Pancracio (2004). Diccionario de topónimos españoles y sus gentilicios (5ª ed.). Madrid. p. 69. ISBN 978-84-670-3054-9
  3. スペイン内務省: Resultados elecciones municipales Andoáin 2011”. 2011年6月19日閲覧。
  4. スペイン内務省: Resultados elecciones municipales Andoáin 2007”. 2011年6月19日閲覧。
  5. Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  6. Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.

公式サイト

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