アンツィオ (ミサイル巡洋艦)

アンツィオ(USS Anzio, CG-68)は、アメリカ海軍ミサイル巡洋艦タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の22番艦。艦名は第二次世界大戦におけるアンツィオ上陸作戦に因む。

アンツィオ
基本情報
運用者  アメリカ海軍
艦種 ミサイル巡洋艦
級名 タイコンデロガ級
モットー Stand and Fight
母港 ノーフォーク
艦歴
発注 1987年4月16日
起工 1989年8月21日
進水 1990年11月2日
就役 1992年5月2日
退役 2022年9月22日
現況 退役
要目
満載排水量 9,460トン
全長 172.46 m
最大幅 16.76 m
吃水 9.5 m
機関 COGAG方式
主機 LM2500ガスタービンエンジン×4基
推進 スクリュープロペラ×2軸
出力 86,000仏馬力 (63,000 kW)
速力 30ノット (56 km/h; 35 mph) 以上
航続距離 6,000海里 (11,000 km) (20kt巡航時)
乗員 358名 (士官33名)
兵装
搭載機 SH-60B LAMPSヘリコプター×2機
FCS
C4ISTAR
レーダー
  • AN/SPY-1B 多機能型
  • AN/SPS-55 対水上捜索用
  • AN/SPS-64 航法用
  • AN/SPQ-9B 低空警戒・射撃指揮
  • AN/SPG-62 射撃指揮用×4基
ソナー
  • AN/SQS-53B 艦首装備式
  • AN/SQR-20 曳航式
電子戦
対抗手段

艦歴

ミシシッピ州パスカグーラインガルス造船所で1989年8月21日に起工し、1990年11月2日に進水、1992年5月2日に就役した。アンツィオはバージニア州ノーフォークを母港として活動した。

2000年4月6日に、東地中海での演習中イスラエル国防軍ジェリコ・ミサイルが予告なしにアンツィオの25から40マイルの水域に着水した。

2004年にアンツィオはニューヨークでのフリート・ウィークに参加した。

2022年9月22日に退役した。

登場作品

エースコンバット アサルト・ホライゾン
最終ステージでポトマック川に展開してワシントンD.C.の防空に参加するが、反政府勢力のSu-35による体当たり攻撃を複数回受け大破、艦長代理の判断で総員離艦が決定され、以後ポトマック川を漂流する。
なおタイコンデロガ級自体はシリーズの多くの作品で「イージス艦(AEGIS)」のCGモデルとして登場しているが、実在の艦として出演したのはこれが初めてである。

関連項目

外部リンク


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