アピス
アピス (Apis) は、古代エジプトの都市メンフィスで信仰された聖なる牛。エジプト神話の創造神であるプタハ神の化身、あるいは代理とされる[1]。別名ハピス (Hapis) またはハピアンク (Hapi-ankh)。
概要
オシリスの牡牛とも呼ばれた。
メンフィスでは、プタハの牛には、全身に29の特徴があるとされ、その全てを満たす牛をアピスとして飼育し、崇拝していた。もし誰かが新しいアピスを見つけた時には、前のアピスは、ナイル川に沈められたと伝えられている[2]。
脚注
- 『エジプト神話』244-245頁。
- 『エジプト神話』245-246頁。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.