アダム・タガート

2014年6月、フラムFCはタガートを3年契約で獲得したことを発表した[5]。しかし負傷のため全く出番を得られなかった[6]。2015年9月、スコットランドのダンディー・ユナイテッドFCに2016年1月までの契約でレンタル移籍[7]。

2016年1月26日、パース・グローリーFCに復帰した[8]。

2018年5月1日、ブリスベン・ロアーFCに2年契約で移籍した。

2019年2月18日、水原三星ブルーウィングスに移籍[9]。2019シーズンはリーグ戦で20ゴールを挙げ、リーグ得点王を獲得した[10]。

2020年12月24日、セレッソ大阪に完全移籍で加入することが発表された[11]。パンデミックによる入国制限でチームへの合流が遅れていた間に[12]15年振りにチームに復帰した大久保嘉人の活躍や、同期加入の加藤陸次樹の台頭があり、合流後は先発メンバーに定着できなかった。8月28日、2022 FIFAワールドカップアジア最終予選のオーストラリア代表メンバーに選出された[13]。10月27日、直近のリーグ戦から先発メンバーを9人入れ替えて出場機会の少なかったメンバーで挑んだ天皇杯準々決勝では、後半17分にチームの3点目を決めて準決勝進出に貢献したが、後半29分に負傷交代しており[14][15]左膝半月板を損傷していた[16]。11月8日に手術を受け全治2ヶ月で活躍はなかった[17]。

2022年、チームメイトの清武弘嗣は、「タギは常に相手のイヤなところにいる選手。僕自身、パスは出しやすいです。背後も狙える、ポストプレーもできる、万能なFWだと思うので、うまく生かしてあげたい。試合に出たら、彼にゴールを取らせてあげたい気持ちは、僕自身は強いです」と信頼されており、第14節のガンバ大阪との大阪ダービーで後半13分、清武のチャンスメイクの流れから復帰後初得点で3-1の勝利に貢献した[18]。しかし、コンディションは万全ではなく、後半29分に足をつって北野颯太と交代した[19][20]。 5月28日、FIFAワールドカップカタール2022プレーオフのオーストラリア代表メンバーに選出された[21]。第16節、代表合流前の最後の試合で決勝点を決めた[22]。第21節首位横浜Fマリノスとの対決では、後半途中出場からチームの2点目を決めたが、76分に負傷交代となり、交代枠を1つ消費、そして79分に味方に退場があり、チームは交代枠を使い切っていたため、守備的な選手を投入できない状態で10人で戦うことになり、PKを含む2失点で2-0から2-2の引き分けとなった[23]。リーグカップ準々決勝川崎フロンターレ第1戦で得点、引き分けに持ち込みチームは第2戦で劇的なアウェイゴールで準決勝進出を決めたため価値ある得点となった[24]。

絶対的な選手にはならなかったものの、ペナルティエリア内でシュートの上手さを発揮した。コンディションが安定せず1年通した出場は無かった。20試合出場でチーム内2位タイの5得点を記録。代表に継続的に選出されていたが、ニューカッスル・ユナイテッドのガラン・クオルがサプライズ選出されたこともありカタールW杯の代表メンバーから落選した[25]。

2022年12月15日、パース グローリーFCへ完全移籍[26]。

国際Aマッチ 15試合 6得点（2013年- ）