ねらわれた学園 (1982年のテレビドラマ)

ねらわれた学園』(ねらわれたがくえん)は、フジテレビ系列で1982年10月11日 - 1982年12月27日に放送された原田知世主演のテレビドラマ。全11回(本編10回+NG集)。眉村卓同名小説1973年刊)を原作とする。

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ねらわれた学園
(1982年版)
ジャンル テレビドラマ
原作 眉村卓(『ねらわれた学園』)
企画 角川春樹
岡正
脚本 岡部俊夫
伊藤和典
今井詔二
演出 牛窪正弘
小野原和宏
河毛俊作
出演者 原田知世ほか
声の出演 小山茉美ほか
ナレーター 川島千代子(*2 - )
オープニングときめきのアクシデント」(原田知世)
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本の旗日本語
製作
制作 フジテレビ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1982年10月11日 - 同年12月27日
放送時間月曜19:00 - 19:30
放送枠フジテレビ月曜7時枠の連続ドラマ
放送分30分
回数11回

概要

原田知世の主演第2作。

第1回・第2回の超能力のシーンでは、飛ばされる様子などを見た子供たちの「あっ、○○みたい(○○は番組に登場するキャラクター名)」[1]という台詞の後に、当時フジテレビ系列で放送されていた『オレたちひょうきん族』『Dr.スランプ アラレちゃん』『うる星やつら』の番宣が挟まれていたり、高見沢みちるがテニス部や野球部を手玉に取った場面を見た子供たちの「○○みたい」[2]という台詞の後に、ビヨン・ボルグの画像や江川卓原辰徳の写真の口の部分が動いて喋る場面(シンクロ・ヴォックス)が存在、また当時のCXの放送開始・終了時に使用されていた局名告知の「I 愛 Eye」が使用された箇所があった。

第5回(伊藤和典脚本)において、原作やそれまでの映像化で具体的に描かれなかった未来の世界の描写がある。

原作との違い

原作は中学校が舞台だが、当ドラマは高校が舞台である。

西沢響子は京極少年からパージされたあと、寝返って反京極の立場となり、教師らに京極少年や栄光塾の内情を伝え、さらに耕児や和美たちのグループに加わり、最終回まで残る。 

原作では京極とともに未来に去るのは高見沢みちるだが、当ドラマでは楠本和美である。みちるは自分が京極とともに未来に行くことを強く望むが、京極からは未来を変えるのに必要なのは和美であると告げられ拒絶された。一方の和美は京極からのアプローチを受け、未来へ行くことを承諾する。和美はみちるが京極のことを好きであることをわかっており、連れて行ってもらえないみちるのことを慮って自分の部屋で自分の意識とみちるの意識を交換してから未来に向かった[3]。和美がいなくなったあと、みちるは耕児やその仲間たちと打ち解ける[4]

キャスト

スタッフ

サブタイトル

放送日
(1982年)
サブタイトル脚本演出
110月11日(サブタイトル不明)岡部俊夫牛窪正弘
210月25日敵は超能力少女
311月1日必殺超能力試合
411月8日超能力危機一髪
511月15日超能力大爆発!伊藤和典河毛俊作
611月22日成功だ!超能力開発作戦今井詔二
711月29日和美奪取大作戦伊藤和典小野原和宏
812月6日捨身の敵地襲撃岡部俊夫
912月13日超能力の炎の矢今井詔二牛窪正弘
1012月20日さらば時よ空よ岡部俊夫
1112月27日超能力もビックリ!最後のNG特集岡部俊夫小野原和宏
河毛俊作
牛窪正弘

脚注

  1. タケちゃんマンの時は、まず町の人が「あっ、鳥だ!」「飛行機だ!」と言った後、子供が「タケちゃんマンだ!」と言った(オリジナル版冒頭部分を流用)。
  2. 原辰徳の時は「原選手だったら打てるのに」。
  3. 和美が去った後の描写としては、みちるの自我としてはそのままであるが、和美が半分乗り移ったような感じとなっている。耕児はみちるに和美の面影を感じ、それを口にはするが、和美であるとは認識していない。ただし、最終回ラストシーンでは駆けだしたみちるに対して耕児が「和美」と呼び掛けてはいる。
  4. ラストでは砂浜を耕児とみちるが手を取り合って駆けていくが、その途中で耕児と和美の姿となってストップモーションとなり、キャスト紹介へと移行する。
  5. 当初は19:30の『意地悪ばあさん』(ドラマ第3作)や20:00の『おまかせください』と共に、通常通り放送する予定であったが、中日のセ・リーグ優勝がかかった同カード(中日が勝つか引き分けで中日優勝、負ければ巨人優勝)が急遽組まれて休止された。

外部リンク

フジテレビ 月曜19時台前半枠
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ねらわれた学園
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