そして今は
そして今は(原題:Et Maintenant 英題:What Now My Love)は1961年に発表されたシャンソンであり、スタンダード・ナンバーでもある。作曲はジルベール・ベコー、作詞はピエール・ドゥラノエ (fr:Pierre Delanoë)による。オリジナル版(フランス語)の歌唱はベコーである。
概要
「そして今は」は発売からたちまちのうちに世界的ヒット曲となり、1961年5月から6月にかけてヒットチャートで1位の座を占め、シングルレコードは40万枚の売り上げを記録した。ベコーはカール・シグマンによる英語詞版「What Now My Love」も録音したが、こちらはシャーリー・バッシーの歌唱によるバージョンが全英シングルチャートに17週間載り、最高第5位を記録した。「What Now My Love」のソニー&シェールのバージョンが、米国チャートの14位に入っている。
曲調はクラシックのボレロと同じコード進行を持った曲で、『神の思いのままに』に次ぐジャンル越えをしたヒット曲と言える。
英語版の作詞はカール・シグマン (en:Carl Sigmanによる。
カヴァーした歌手
ベコーの楽曲の中でも国境を超えての多くのカヴァーが存在し、アメリカではフランク・シナトラをはじめエルビス・プレスリーや多くのアーティストによって歌われている。日本では越路吹雪によって歌われた。
フランス語圏
- イザベル・オーブレ
- フランコ・バッティアート
- グロリア・ラッソ
- イザベル・ブーレイ
- グレゴリー・ルマルシャル
- CARO※ロック・バージョン
英語圏
- フランク・シナトラ
- エルビス・プレスリー
- シャーリー・バッシー
- ソニー&シェール
- アンディ・ウィリアムス
- マリアンヌ・フェイスフル ※イギリス人だがフランス語でカヴァー
- ジュディ・ガーランド
- ベン・E・キング
- ライチャス・ブラザーズ
イタリア語版
日本版
脚注
- “越路吹雪37回忌、トリビュートアルバム&メモリアルコンサートに宝塚OGら”. ステージナタリー. (2016年10月26日) 2016年10月26日閲覧。
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