STVホール
概要
北海道内の放送局では唯一のホールスタジオとして、1971年に現・放送会館落成とともに開設された。観客席が468席設けられており、テレビやSTVラジオの番組収録をはじめ、映画試写会やライブ、イベント等が行われる。かつては北海道では数少ない定例の寄席であるSTVホール名人会も開催していた。
1985年4月22日にはSTVラジオと同じNRNに属するABCラジオの「おはようパーソナリティ道上洋三です」の公開生放送に使用された[1][2]。
ステージ部分の面積は65坪。3層吹抜けでホリゾントも有しているため、通常のテレビスタジオとしての運用も可能であり、非公開でのコマーシャル撮影や番組収録などにも活用されている。副調整室や機材は隣接するTスタジオと共用で、運用が重複する場合は中継車が使用される。
STVは札幌メディアパーク・スピカ(2008年3月に閉鎖)を所有・運営していたが、「24時間テレビ」や「ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー」などの公開放送ではスピカ稼動時も含め、STVホールを使用している。
松山千春はまだ無名だった頃に、このSTVホールで公開生放送していたラジオ番組「サンデージャンボスペシャル」に毎週出演。そこでディレクターらに鍛えられ、その後歌手としてデビューするきっかけとなっている。
制作番組
- ハッピーおとどけ隊(パブリシティ番組)
- 24時間テレビ
- STVショッピング情熱市場(通販番組) など
脚注
- おはようパーソナリティ道上洋三です|おはパソの歴史
- 2017年現在、派生番組『道上洋三の健康道場』は競合局のHBCラジオで放送されている。
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