QtWeb
QtWeb(キュートウェブ)は、Qt framework および WebKit を使用した Windows および Mac OS X、Linux、UNIX で動作するフリーでオープンソースのウェブブラウザ。
作者 | Alexei Chaloupov |
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開発元 | QtWeb.NET |
初版 | 1.2 / 2008年12月2日 |
最新版 | 3.8.5 - 2013年9月9日[1] [±] |
プログラミング 言語 | C/C++ |
使用エンジン | WebKit |
対応OS | Microsoft Windows, Mac OS X, Linux, Unix系 |
サイズ | 約 7 MB |
対応言語 | 多言語(英語/イタリア語/ロシア語/スウェーデン語/中国語/スペイン語/ドイツ語/フランス語/日本語) |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ウェブブラウザ |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | QtWeb.NET |
特徴
実行ファイルのサイズが小さく動作は軽快であり、USBメモリからも実行可能でポータブルな特徴を持つ。また、UI を異なるOSの見た目へ簡単に変更することが出来る。発表当初は「軽い」「速い」「使いやすい」の鳴り物入りで迎えられたが、Qt5へのヴァージョンアップを渋った結果開発が止まってしまい、2015年1月時点で更新は全く行われていない。QtWebの特徴や利点は、短期間後発のQupZillaが引き継いでいた。QtWebはpdfへのコンバートを売りにしていたが、QupZillaはこれがpngのスクリーンショットに置き換えられていた。[2]
現在
QtwebをShift-Jis対応日本語版にする有志が現れ、Qt5.3.1で起動するように改めたヴァージョンが2013年以降公開されている。
更新履歴
- 2009年3月23日 - バージョン2.0リリース。UIのカスタマイズ機能の充実、印刷プレビューの搭載など。
- 2009年5月28日 - バージョン2.5リリース。純粋に単独なポータブル実行ファイルとなった。
- 2009年7月18日 - バージョン3.0リリース。マウスジェスチャーおよび広告ブロック機能を搭載。
- 2009年9月11日 - バージョン3.1リリース。多言語に対応。
- 2009年11月27日 - バージョン3.2リリース。Torrentクライアント機能を搭載。UIの日本語化に対応。
- 2010年2月9日 - バージョン3.3リリース。動作速度を向上。
- 2010年10月19日 - バージョン3.5リリース。Qt FrameworkおよびWebKit、JavaScriptコアを更新。Microsoft Windows版に加えてMac OS X版が公開された。
- 2010年12月2日 - バージョン3.7リリース。対応OSにLinuxおよびUNIXが追加された。
- 2013年5月27日 - バージョン3.8.4リリース。各種調整とバグの修正が行われた。
- 2013年9月9日 - バージョン3.8.5リリース。
脚注
- “Update QtWeb Internet Browser-compact & portable browser for web”. QtWeb.NET. 2021年1月2日閲覧。
- これはバージョンが1.x.xの場合のみ。QupZillaはヴァージョン2.0.0以降保存機能を全廃している。
外部リンク
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