ジェームズ・アール・ジョーンズ

ジェームズ・アール・ジョーンズ(James Earl Jones、1931年1月17日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、声優。ミシシッピ州出身。

ジェームズ・アール・ジョーンズ
James Earl Jones
James Earl Jones
2010年
別名義 Todd Jones
生年月日 (1931-01-17) 1931年1月17日(92歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミシシッピ州アーカバトラ
職業 俳優
活動期間 1953年 - 現在
配偶者
ジュリアン・マリー
(m. 1968; div. 1972)

セシリア・ハート
(m. 1982; d. 2016)
著名な家族 ロバート・アール・ジョーンズ
主な作品
ボクサー
スター・ウォーズ』シリーズ
エクソシスト2
コナン・ザ・グレート
星の王子 ニューヨークへ行く』シリーズ
3人の逃亡者
フィールド・オブ・ドリームス
ジャック・ライアン』シリーズ
スニーカーズ
ジャック・サマースビー
ライオン・キング』シリーズ
 
受賞
アカデミー賞
名誉賞
2011年 長年の功績に対して
エミー賞
ドラマシリーズ主演男優賞
1991年バード事件簿
ミニシリーズ/テレビ映画助演男優賞
1991年『Heat Wave
トニー賞
演劇主演男優賞
1969年『The Great White Hope
1987年『フェンス
その他の賞

演技派・個性派の俳優としてシリアスからコメディまで幅広く活躍する一方で、美声の持ち主としても知られ声優も数多くこなす。声優の代表作は『スター・ウォーズシリーズ』のダース・ベイダーの声。

来歴

父親のロバート・アール・ジョーンズも俳優。父親はジェームズが生まれる前に家族の元を去り[1]、祖父母に育てられる[1]。子供の頃は吃音がひどく、高校に入るまではほとんど人前で声を発しなかったという[2]。吃音を治すために演技のレッスンを始めた。

ミシガン大学予備役将校訓練課程に入ったが退学。除隊後に俳優となる。映画デビューは1964年の『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』。1969年にはブロードウェイの舞台"The Great White Hope"でトニー賞を受賞、翌年、同作品の映画化『ボクサー』でアカデミー賞にノミネートされた。

2011年アカデミー名誉賞を受賞した[3]

2014年、第1回ボイス・アイコン・アワードを受賞[4]

主な出演作品

映画

日本語題
原題
役名備考
1964博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
ゾッグ少尉
1976カリブの嵐
Swashbuckler
ニック
1970ボクサー
The Great White Hope
1977スター・ウォーズ
Star Wars
ダース・ベイダーの声初公開時はクレジット無し
エクソシスト2
Exorcist II: The Heretic
1980スター・ウォーズ/帝国の逆襲
The Empire Strikes Back
ダース・ベイダーの声初公開時はクレジット無し
1981武士道ブレード
The Bushido Blade
捕鯨船の乗組員
1982コナン・ザ・グレート
Conan the Barbarian
タルサ・ドゥーム
1983スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
Return of the Jedi
ダース・ベイダーの声
1986マイリトルガール きらめきの夏
My Little Girl
ミスター・ソウルマン
Soul Man
キング・ソロモンの秘宝2/幻の黄金都市を求めて
Allan Quatermain and the Lost City of Gold
1987メイトワン1920
Matewan
ピノキオ 新しい冒険
Pinocchio and the Emperor of the Night
大魔王の声アニメ
1988星の王子 ニューヨークへ行く
Coming to America
ザムンダ国王
19893人の逃亡者
Three Fugitives
フィールド・オブ・ドリームス
Field of Dreams
テレンス・マン
1990レッド・オクトーバーを追え!
The Hunt for Red October
ジェームズ・グリーア提督
1992ラーマーヤナ ラーマ王子伝説
Ramayana: The Legend of Prince Rama
ナレーター
パトリオット・ゲーム
Patriot Games
ジェームズ・グリーア提督
スニーカーズ
Sneakers
1993サンドロット/僕らがいた夏
The Sandlot
ミスター・マートル
ジャック・サマースビー
Sommersby
1994裸の銃を持つ男 Part 33 1/3 最後の侮辱
The Naked Gun 33⅓: The Final Insult
本人役クレジット無し
ライオン・キング
The Lion King
ムファサの声アニメ
今そこにある危機
Clear and Present Danger
ジェームズ・グリーア提督
1995ジェファソン・イン・パリ/若き大統領の恋
Jefferson in Paris
輝きの大地
Cry, the Beloved Country
1997キャスパー:誕生編
Casper: A Spirited Beginning
キボシの声ビデオ映画
1998ライオン・キング2 シンバズ・プライド
The Lion King II Simba's Pride
ムファサの声アニメ
ビデオ映画
2005ロボッツ
Robots
ハードウェアストアのボイスボックスアニメ
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
Star Wars: Episode III - Revenge of the Sith
ダース・ベイダーの声クレジット無し
2006がんばれ!ベンチウォーマーズ
The Benchwarmers
ダース・ベイダー人形の声
2008ミート・ザ・ジェンキンズ
Welcome Home, Roscoe Jenkins
2014余命90分の男
The Angriest Man in Brooklyn
ルーベン
2016ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
Rogue One: A Star Wars Story
ダース・ベイダーの声
2019ライオン・キング
The Lion King
ムファサの声
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
Star Wars: The Rise of Skywalker
ダース・ベイダーの声
2021星の王子 ニューヨークへ行く2
Coming to America 2
ザムンダ国王

テレビシリーズ

日本語題
原題
役名備考
1979ルーツ2
Roots: The Next Generations
アレックス・ヘイリーミニシリーズ
第7話「Part VII (1960-1967)」
1986フェアリーテール・シアター
Faerie Tale Theatre
ジーニー/ナレーター 第5シーズン第1話「アラジンと魔法のランプ
1990-1998 ザ・シンプソンズ
The Simpsons
Moving Man / Serak the Preparer / Narrator 第2シーズン第3話「ハロウィーン・スペシャル
マギー・シンプソンの声 第5シーズン第5話「ハロウィーン・スペシャルIV
ナレーター 第9シーズン第15話「小学国連クラブ漂流記
1997スターゲイト SG-1
Stargate SG-1
ウナスの声第1シーズン第10話「雷神トールのハンマー」
ホミサイド/殺人捜査課
Homicide: Life on the Street
フェリックス・ウィルソン計3話出演
2003-2004エバーウッド 遥かなるコロラド
Everwood
ウィル・クリーブランド計3話出演
2009Dr.HOUSE
House M.D.
ディバラ第6シーズン第4話「独裁者」
2014ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則
The Big Bang Theory
本人役第7シーズン第14話「ダース・ベイダーと過ごす夜の法則」
2014-2018スター・ウォーズ 反乱者たち
Star Wars Rebels
ダース・ベイダーの声計4話出演(内1話はクレジット無し)

ゲーム

アトラクション

脚注

  1. James Earl Jones Biography (1931-)”. Film Reference. 2008年2月20日閲覧。
  2. James Earl Jones (29 June 1996). (Interview). Interviewed by the Academy of Achievement for the National Medal of Arts. Sun Valley, Idaho https://web.archive.org/web/20100906211247/http://www.achievement.org/autodoc/page/jon2int-2. 2010年9月6日時点のオリジナル (Audio/Transcript)よりアーカイブ。2008年2月20日閲覧 不明な引数|deadurldate=は無視されます。(もしかして:|url-status-date=) (説明); |title=は必須です。 (説明)
  3. Oprah shines, Ratner controversy fades at honorary Oscars gala”. ロサンゼルス・タイムズ (2011年11月12日). 2012年2月28日閲覧。
  4. “ダース・ベイダー声優が第1回ボイス・アイコン・アワード受賞!”. シネマトゥデイ. (2014年11月10日). https://www.cinematoday.jp/news/N0068027 2014年11月10日閲覧。

外部リンク

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