GREEN SPRINGS

GREEN SPRINGS（グリーンスプリングス）は、東京都立川市緑町みどり地区（立川駅北側）で、立飛ホールディングス（立飛HD）が建設した新街区。空と大地と人がつながる“ウェルビーイングタウン”として、2020年4月10日に開業した[1][2]。

概要
GREEN SPRINGSの商業施設
GREEN SPRINGSからの眺望

在日米軍立川基地跡地の国営昭和記念公園東側に、立飛HDが整備した。総面積は約39,000平方メートル。多目的ホール「立川ステージガーデン」や「ソラノホテル」、テナントビルなど9棟が建設され、延べ床面積は約76,000平方メートル[1]。多摩信用金庫本店が移転入居した[3]。隣接地にはIKEA立川などがある。

街区全体のデザインは、立川の歴史と未来が交差 (cross) する場所という意味を込めて「X」型の街路を中心とし、立川飛行場の滑走路をモチーフとした長さ約120ｍカスケード（階段状の滝）で街路と多機能ホール屋上をつなぐ。2022年には日本建設業連合会主催の第63回BCS賞を受賞した[4]。

施設内では、立飛が開発に関わったR-HM型軽飛行機が一般公開されている[5]。

施設
  • ホテル「SORANO HOTEL」 - ウェルビーイングをテーマとして、全室52m2以上の部屋面積を持つ。また立飛HDが協賛する王将戦七番勝負の対局場として使われている。
  • ホール「TACHIKAWA STAGE GARDEN」- 八王子市民会館を超える2400席収容の多目的ホール。多摩地区では初の民間企業による運営。
  • オフィス - 多摩信用金庫本店などが入居。
  • 商業施設 - 店舗やレストランなどが入居。
  • 公園・緑地、人工滝（カスケード）

脚注
  1. 「立飛HD、立川の複合施設開業 駅周辺、集客力向上の動きも」『日本経済新聞』朝刊2020年4月10日（東京・首都圏経済面）2020年5月2日閲覧
  2. 新街区「GREEN SPRINGS」 2020年4月開業(株)立飛HD 2019年4月12日
  3. たましん新本店本部棟の新築移転(平成30年5月1日ニュースリリースより)
  4. “第63回受賞作品 GREEN SPRINGS”. 日本建設業連合会. 2022年8月18日閲覧。
  5. コロナ禍を「追い風に」と飛び続けるホテル　戦闘機も製造したその過去とは - 毎日新聞・2021年1月21日

外部リンク

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