GNU Parted

GNU Parted (PARTitionとEDitorという2つの単語をつなげた名前) はフリーパーティションエディターであり、パーティションの作成と削除に使用される。新しいOS用の領域の作成、ハードディスク使用状況の再編成、そしてディスクイメージングに有用である。Andrew ClausenとLennert Buytenhekによって書かれた。

GNU Parted
開発元 様々
最新版
3.2 / 2014年7月28日 (2014-07-28)
リポジトリ
プログラミング
言語
C
対応OS LinuxGNU Hurd
種別 パーティション編集
ライセンス GNU General Public License (バージョン3以降)
公式サイト gparted.org

GNU Partedはlibpartedライブラリとコマンドラインフロントエンドであるpartedから構成される。partedはリファレンス実装としても有用である。

現在、GNU PartedはLinuxGNU/Hurdでのみ動作する[1]

他のフロントエンド

GPartedはバックエンドにGNU Partedを採用している

npartednewtベースのGNU Partedフロントエンドである[2]

Windowsでも使用可能なncursesフロントエンド[3] (GNUWin32 Ncursesを使用[4]) のプロジェクトも立ち上がっている。

fatresizeFAT16/FAT32の非破壊リサイズを行うためのコマンドラインインターフェースを提供するもので、GNU Partedライブラリを使用している[5]

グラフィカルフロントエンド

GPartedKDE Partition Managerはpartedライブラリを使用したグラフィカルプログラムである。順にGNOMEKDEというUnix系システム向けの2大デスクトップ環境に採用されている。これらは、パーティショニングを容易にするため多くのライブCDディストリビューションにユーティリティとして収録されている。QtPartedもグラフィカルフロントエンドであり、Qtをベースにしていたが、すでに活発なメンテナンスは行われなくなっている。

Pyparted[6] (python-partedとも[7]) はGNU Parted用のPythonフロントエンドである。

デフォルトでこのアプリケーションが同梱されているLinuxディストリビューションには、SlackwareKnoppixsiduxSystemRescueCD、そしてParted Magic等がある。

制限事項

以前、Partedはパーティション内のファイルシステムの操作 (作成、移動、リサイズ、複製) に対応していた。この対応はバージョン3.0で削除された[8]

出典

関連項目

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.