db4o
db4o は、高性能で組み込み可能なオープンソースのオブジェクトデータベースであり、Java と .NET から利用できる。
開発元 | db4objects Inc |
---|---|
最新版 | |
最新評価版 | |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
種別 | オブジェクトデータベース |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト | http://www.db4o.com/ |
歴史
2000年、チーフアーキテクトの Carl Rosenberger が開発し、2001年に初めてリリースされた。当初から100以上の企業が顧客となり、2004年に商用化される以前からミッションクリティカルなアプリケーションに向いていることが証明されていた。
ライセンス
db4o の完全バージョンはデュアルライセンスで提供されている。1つはオープンソースのGPLであり、簡単にダウンロードし、評価し、GPL準拠のプロジェクトで利用できる。商用ランタイムライセンスは db4objects の保障つきであり、GPLでない商用製品への db4o 組み込みを考えている企業向けである。
サポート
db4objects は商用版購入者向けにポータルを開設しており、24時間体制のサポートを行っている。メンバーは全購入ランタイムの更新を無料で受けることができる。
機能
- 任意のオブジェクトを1行のコードで格納できる。
- クライアントや他のソフトウェアコンポーネントにエンドユーザーからは全く見えない形で組み込み可能である。db4o 単体をインストールする機構は不要で、400KB ほどしか消費しないライブラリの形で配布可能。
- Java SDK 1.1 から 5.0 までをサポートしており、Java EE と Java SE で動作可能。リフレクションのある Java ME の方言(CDC、PersonalProfile、Symbian、Savaje、Zaurus)でも動作可能。また、リフレクションがない Java ME についても要求があれば対応可能。
- 文字列ベースのAPI(SQL、OQL、JDOQL、EJBQL、SODA)を使わずにプログラミング言語(Java、C#、VB.NET)で直接データベースにアクセスできる(ネイティブクエリ機能)。
脚注
外部リンク
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.