AOI TYO Holdings

2016年（平成28年）7月、共にテレビCM制作業界大手のAOI Pro. とティー・ワイ・オーは、共同株式移転方式を採用した経営統合を実施することで合意。

2017年（平成29年）1月に共同持株会社としてAOI TYO Holdings株式会社設立。中長期的な戦略立案や経営資源の配分は当社を通じて行うとしているが、コア事業のテレビCM制作などでは、両子会社の営業上の独自性・独立性を尊重・維持し、両ブランドの競合関係は従来通り維持するとしている[5]。

• 2017年（平成29年）
  • 1月4日 - 完全子会社の株式会社AOI Pro.及び株式会社ティー・ワイ・オーの経営統合に伴い、共同株式移転により共同持株会社として設立[5][6][7]。東京証券取引所第一部に上場。また、取締役会の任意諮問機関として「指名・報酬委員会」を設置[8]。
  • 10月25日 - 連結子会社のAOI Pro. ASIA PTE. LTD.（シンガポール）が、ベトナムの大手テレビCM製作会社VIEWFINDER MEDIA JOINT STOCK COMPANYを、同社持株会社も含め株式を取得し子会社化[9][10]。
  • 11月30日 - ティー・ワイ・オーが、同社子会社のTYO アニメーションズ[注釈 1]及びリアル・ティの全株式をメモリーテック・グループに譲渡し、連結対象から除外[11]。
  • 12月31日 - AOI Pro.が、同社子会社のビジネス・アーキテクツの株式の一部を同社代表取締役社長の大日健（当時）に譲渡し連結対象から除外[12]。
• 2018年（平成30年）
  • 1月1日 - 連結子会社のメディア・ガーデンが、会社分割により同じく連結子会社のTYOテクニカルランチから照明機材のレンタル部門「SOL」の事業を譲受[13]。
  • 2月1日 - AOI Pro.が、アルティテュード・インキュベーションとの合弁会社として、SOOTH株式会社を設立[14]。
  • 3月20日 - AOI Pro. ASIA PTE. LTD.が、マレーシア大手テレビCM制作会社RESERVE TANK SDN. BHD.の株式を取得し子会社化[15]。
  • 4月18日 - AOI Pro.が、同社ベトナム子会社のAOI Systems Vietnam Co., Ltd.の全出資持分をrakumoに譲渡し、連結対象から除外[16]。
• 2019年（平成31年 / 令和元年）
  • 4月1日 - AOI Pro.が、同社子会社の株式会社ホリーホックの全株式をDNPフォトイメージングジャパンに譲渡し、連結対象から除外[17]。
  • 5月15日 - 孫会社の凱立広告（上海）有限公司（中国・上海市）[注釈 2]が、マレーシアの広告会社 ISC INNOVATORS SDN. BHD. の事業を引き継ぎ新設されたK&L ISC (SOUTHEAST ASIA) SDN. BHD. の株式75％を取得し、子会社化[18]。
• 2020年（令和2年）
  • 1月1日 - AOI Pro.が、同社子会社の株式会社ワサビを吸収合併[19]。
  • 3月26日 - 代表取締役会長兼CEOの吉田博昭の任期満了による退任（名誉会長就任）に伴い、代表取締役社長兼COOである中江康人がCEOに就任し、常務取締役の上窪弘晃が代表取締役副社長兼COOに就任（昇格）[20]。
• 2021年（令和3年）
  • 1月4日 - グループ再編を実施（詳細は「グループの再編」を参照）。
  • 7月12日 - カーライル・グループ傘下のスタジオ・クルーズ株式会社が、マネジメント・バイアウトの一環として株式公開買付けを実施し、議決権所有割合ベースで83.01%の株式を取得[21]。
  • 9月28日 - 東京証券取引所上場廃止[22]。
  • 9月30日 - 株式併合により株主がスタジオ・クルーズ株式会社のみとなる[3]。

2020年8月24日に策定した、2021年度から2025年度の5年間を対象とするグループ中期経営計画[23]に則り、事業構成を従来の広告映像制作を中心としたものから、「コンテンツプロデュース事業」[注釈 3]、「コミュニケーションデザイン事業」[注釈 4]の2事業体制へ転換することにより、各事業における取り組みの明確化を図る[24]。

一般社団法人 日本経済団体連合会

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