2020年スリランカ議会総選挙

非拘束名簿式比例代表制

• 選挙区：22の選挙区から合計196名を選出[16][17]
  • 19人：コロンボ
  • 18人：ガンパハ
  • 15人：クルネーガラ
  • 12人：キャンディ
  • 10人：ゴール、カルタラ
  • 9人：アヌラーダプラ、ケーガッラ
  • 8人：バドゥッラ、マータラ、ヌワラ・エリヤ、プッタラム
  • 7人：アンパーラ、ハンバントタ、ジャフナ
  • 6人：ヴァンニ
  • 5人：バッティカロア、マータレー、モナラーガラ、ポロンナルワ
  • 4人：トリンコマリー
• 全国区：残りの29議席を得票率に応じて政党に配分[18][19]
• 投票者は政党1つに加え最大3名までの個人名を記入できる[20]

スリランカ人民自由同盟（SLPFA）が得票率59.09%、145議席を獲得して圧勝した。SLPFAは22の選挙区のうち18選挙区で勝利し、わずか23.90%の得票率で54議席しか獲得できなかった統一人民戦線（SJB）に大差をつけた[21][22][23]。SLPFAが獲得した議席数の内訳は選挙区で128議席、全国区で17議席であり、単独で過半数の113議席を越えた[24]。

この結果ラージャパクサ家の影響力がさらに増すことが予想され、また憲法改正に必要な議席数まであと5議席まで迫ったため、大統領の権限を縮小した2015年の憲法改正を覆す可能性が生まれた。さらに与党選出議員として党首マヒンダ・ラージャパクサに加え彼の息子のナマル、兄のチャマルとその息子のシャシーンドラ、そして甥のニプナ・ラーナーワカの合計5名が国会議員となった[25]。

党派		得票数	得票率	議席数
				選挙区	全国区	合計	増減
	スリランカ人民自由同盟[lower-roman 1]（SLFPA）	6,853,690	59.09	128	17	145	50
	統一人民戦線[lower-roman 2]（SJB）	2,771,980	23.90	47	7	54	新同盟
	国民の力[lower-roman 3]（NPP）	445,958	3.84	2	1	3	3
	タミル国民連合[lower-roman 4]（TNA）	327,168	2.82	9	1	10	6
	統一国民党（UNP）	249,435	2.15	0	1	1	105
	タミル国民戦線[lower-roman 5]（TNPF）	67,766	0.58	1	1	2	2
	我々人民の力党[lower-roman 6]（OPP）	67,758	0.58	0	1	1	1
	タミル人民解放の虎（TMVP）	67,692	0.58	1	0	1	1
	スリランカ自由党（SLFP）	66,579	0.57	1	0	1	1
	イーラム人民民主党（EPDP）	61,464	0.53	2	0	2	1
	ムスリム国民連合[lower-roman 7]（MNA）	55,981	0.48	1	0	1	1
	タミル人民全国連合[lower-roman 8]（TPNA）	51,301	0.44	1	0	1	1
	全セイロン・ムスリム会議（ACMC）	43,319	0.37	1	0	1	1
	国民会議（NC）	39,272	0.34	1	0	1	1
	スリランカ・ムスリム会議	34,428	0.30	1	0	1
	諸派	395,138	3.43	0	0	0
合計		11,598,929	100.00	196	29	225
有効投票数		11,598,929	93.97
無効投票数		744,373	6.03
合計投票数		12,343,302	100.00
有権者数/投票率		16,263,885	75.89
出典：選挙管理委員会