07式機動支援橋
概要
81式自走架柱橋では90式戦車や99式自走155mmりゅう弾砲などの装備に対応できず、架柱(橋脚)を用いて架橋するため河川の水量や流速および河床の土質など制限があることから、新架橋として2003年(平成15年)から開発を開始し、2007年(平成19年)に制式化された。開発経費は約32億円である。
開発にあたり架橋の制限を受けないよう、途中に橋脚が不要な単径間橋を採用し、迅速に架橋するために作業の自動化が進められている。
構成
架設車1両・ビーム運搬車1両(中間ビーム6本・端部ビーム2本)・橋節運搬車4両(中間橋節6台・端部橋節2台)・支持装置や補強リンクなどの付属品で一式が構成される。架設車及び運搬車には7tトラック(74式特大型トラック)が用いられている。
架橋作業は架設車が支持装置を用いてビーム(梁)を対岸まで繰り出した後、橋節をビームの上に繰り出して対岸まで渡すことによって橋として完成する。
諸元・性能等
配備部隊・機関
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