穂高あゆみ

1994年、'94年旭化成水着キャンペーンガールに選ばれる。

1995年、京浜急行キャンペーンガールも務めながら『超力戦隊オーレンジャー』の女戦士・二条樹里／オーイエロー役で出演[1]。

現在は芸能界を引退し、1男1女の母親になっている[2]。

長い間公の場に姿を見せていなかったが、2015年、『オーレンジャー』で共演した宍戸マサル主催の同窓会に参加している[3]。

オーディションでは、芝居が初めてであったため戸惑いもあったが、日を追うごとに絶対に残りたいと思うようになり、最終オーディションでは緊張で涙が出てきてしまうほどやりたいという気持ちが強くなっていたという[1][2]。幼少時は『電子戦隊デンジマン』を観ていたことを覚えていたことからヒーロー番組は子供に深い印象を与える番組だろうという印象を持ち、大学でも幼児教育を選考していたこともあり、子供に絶大な支持を受けている番組のオーディションに受かったら光栄だろうなと思って受けていたとも語る[2]。

旭化成水着キャンペーンガールを務めていた経験から、作中で水着姿になることは抵抗がなかった[2]。水着姿でのアクションを披露した第23話の撮影では、藪の中で生傷が絶えず[2]、前転したところ落ちていた栗に気づかず背中にトゲが刺さってしまい大騒ぎになったという[1]。麻生（穂高）は、スタッフがとても気を使ってくれたことに感激したと述懐している[1]。

『オーレンジャー』に出演したことを誇りに思っており、同作のスタッフでは小笠原猛やいのくままさおが印象に残っているとのインタビューで語っている。他には、オーイエローのスーツアクターの中川清人から受身や諸々を教えてもらったという[2]。また、ファンレターのほとんどは女性からのものであり、同性から好かれるのは光栄であったと述べている[1]。

共演した女戦士・丸尾桃（オーピンク）役のさとう珠緒は、麻生は当時キャンペーンガールも兼任していたため多忙でいつも疲れており、共演者の宍戸マサルが励ましていたと証言している[4]。さとう自身も撮影中から麻生とは仲が良かったが、プライベートでゆっくり付き合えるようになったのは番組終了から数年経ってからであったと述べている[4]。